前の関連記事:WindowsXPのブリッジ接続でiPod touchをネットにつなげる方法
前回のブリッジ接続以外にWindowsXPではインターネット接続の共有でiPod touchをネットにつなぐことができます。IPアドレスの割当がない、とか有線LAN側からみられたくない、というのであればこちらを使うメリットはあるかもしれませんが、有線LANが192.168.0.xのアドレスのときは使えません。
(2015.2.22追記。IPアドレスの取得が不安定で使いものになりません。素直に無線LANルーターなどを購入したほうよいでしょう。)
インターネット接続の共有ではWindowsXPがルーターとして働く
WindowsXPのブリッジ接続でiPod touchをネットにつなげる方法のWindowsXPマシンとのad hoc接続完了までは同じ手順です。
ここまでではまだIPアドレスがiPod touchにもらえていないのでインターネットにつなげませんので、親機のWindowsXPでインターネットの接続の共有をしてIPアドレスをもらわないといけません。
インターネット接続の共有をするとWindowsXPが無線LANからみて192.168.0.1のルーターとして働くのですが、有線LANの方も192.168.0.xのアドレスを使っているときはできませんでした。
スタート→接続→すべての接続の表示。
ローカルエリア接続→プロパティ。
詳細設定→ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおして接続を許可する。
ローカルエリア接続、のアイコンがよくみるとちょっと変化しています。
ワイヤレスネットワーク接続、を右クリック→状態、選択するとad hoc接続のWindowsXP側のアドレスが確認できます。
iPod touchの方で確認すると、WindowsXPからIPアドレスが付与されていることがわかります。
これでインターネットにつながりました。
検索ドメインには勝手に「mshome.net」と入っています。
ブリッジ接続とインターネットの接続の共有はどっちがはやい?
BNRスピードテスト 画像読込み版(iPad iPhone などのFlash非対応版)で測定してみました。
ブリッジ接続 平均データ転送速度 2.95Mbps。
インターネット接続の共有 平均データ転送速度 1.69Mbps。
ブリッジ接続の方が速いですが、iPod touchでネットをするだけならどちらでも十分な速度でしょう。
このおかげで無線LANアクセスポイントを購入せずに職場でiPod touchでネットが使えるようになりました。
実は一番助かったのは新たな機器のために電気コンセントを確保しなくてよかったことです。
一人が使えるコンセントは2口しかなくて、業務で使うPCとかPHSとかカメラの充電とかいろいろコンセント口を使っていてもう空きがないのです。
不自由な点はなかなかIPアドレスがもらえないときがあって、WindowsXPの再起動を要することがあることです。
DHCPサーバーに依存することではありますが、私の場合はブリッジ接続の方がつながらないときは少ないです。
測定時の親機のWindowsXPの無線LAN規格はIEEE802.11b(約11Mbps)です。
職場の回線で測定したので有線LAN契約の種類は知りませんが、有線LANはめちゃくちゃ速いです。
有線LANでは100MB落とすのに1分もかからない環境です。
参考にしたサイト
BNRスピードテスト 画像読込み版(iPad iPhone などのFlash非対応版)
インターネットの回線速度によく使っています。
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