linuxBean(8)Obkeyでショートカットキーを設定

2015-01-12

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前の関連記事:linuxBean(7)画面のロックをする


Windowsと同じように「Windowsロゴキー+L」で画面のロックができるようにします。

Obkeyを使ってlxde-rc.xmlを編集する


キーボードのショートカットはopenboxというプログラムで実行されます。

その設定は/home/ユーザー名/.config/openbox/lxde-rc.xmlに書かれています。

lxde-rc.xmlはテキストファイルなのでLeafpadで開いて直接編集することもできますが、linuxBeanにはObkeyという編集ソフトが入っています。

linuxBeanのメニュー→設定→Obkey。


左上の保存ボタンの上にマウスカーソルをもってくると編集しているファイルがわかります。

Windowsと同じように「Windowsロゴキー+L」で画面のロックができるように、このキーにlinuxBean(7)画面のロックをするで設定したxscreensaver-command -lockを割り当てたいと思います。

Windowsロゴキーは「Super」または「W」で表記されています。

新しいショートカットキーを追加する



まず「Insert sibling keybind」をクリックすると選択している行に新しいKeyが追加されます。


新しく挿入した行を選択した状態で右下の「Insert action」ボタンをクリックすると「Actions」の項目に「Focus」が入ります。

新しいショートカットキーにコマンドを割り当てる



ActionsのなかのFocusをクリックするとコマンド一覧がでてくるので「Execute」を選択します。


するとコマンド入力欄がでてくるのでそこに「xscreensaver-command -lock」を入力します。

新しいショートカットキーを「Windowsロゴキー+L」に変更する



Key欄をクリックすると「新しいアクセラレーター」と表記が変わるのでその状態で「Windowsロゴキー+L」とキーを打ちます。


これで「Windowsロゴキー+L」が設定されました。

あとは左上の保存ボタンをクリックしたら右の赤い閉じるボタンをクリックしてObkeyを終了します。

これで「Windowsロゴキー+L」で画面がロックできるようになります。

Windowsのときと違ってキーを押してから画面がロックされるまでちょっと間があります。


このようにデフォルトでは「Windowsロゴキー」単独にlinuxBeanのメニューが割り当てられています。

「Windowsロゴキー+L」を押そうとすると、まずメニューが立ち上がってしまって画面のロックがうまくいかないことがあります。

なのでこの「Super_L」は削除してしまいました。

「Super_R」はどのキーを表しているのかわかりません。

(2015.1.17追記。メニューのショートカットキーを削除してしまうと困った問題が起こることに気がつきました。モニターが映らなくなったとき(古いノートパソコンではしばしば起こる)に穏便にシャットダウンする方法の一つをつぶしてしまうことになるのです。ということで画面ロックのショートカットキーはAlt+Lに変更しました。)

Shutterを使った画面キャプチャのショートカットキーも設定する


linuxBean(6)Shutterで1クリックで画面キャプチャで設定したShutterによる画面キャプチャもショートカットキーにします。


Obkeyをみると「Pirnt」キー(キーボードではPrt Scと表記)にはすでに「スクリーンキャプチャ」のコマンドが割り当てられていますのでこれを、shutter -s に変更して保存します。

これでPrintキーを押すだけでShutterのキャプチャーモードになります。

参考にしたサイト


Obkey - Openbox Key Editor - Linux LXDE - YouTube
Obkeyの設定解説動画。

次の関連記事:linuxBean(9)OSをアップデートする

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