前の関連記事:linuxBean(20)Samba:コンピューターの名前は15文字以内がよい
職場のlinuxBeanではテキストファイルを右クリックするとLeafpad(root)がでてきて便利ですのに、家のlinuxBeanではこのアイコンがでてこないことに気がつきました。
「アプリケーションで開く」と開いたアプリのアイコンが追加される
テキストファイルを右クリックしたときにLeafpad(root)のアイコンが表示されるように設定します。
テキストファイルを選択して右クリック→アプリケーションで開く。
「インストールされたアプリケーション」の中にはlinuxBeanのメニューが表示されていますので、アクセサリの中にあるLeafpad(root)を選択して「OK」。
これでテキストファイルを右クリックしたメニューに「Leafpad(root)」が追加されました。
「選択したアプリケーションをこのファイルタイプのデフォルトアクションとする」にチェックして「OK」するとそのアイコンが右クリックメニューの最初に表示されます。
これらの変更は同じファイルタイプすべてに適用されます。
右クリックメニューに追加されたアプリのアイコンを消去する方法
右クリックメニューの追加されたアプリのアイコンの消去はlinuxBeanのメニューから行います。
linuxBeanのメニュー→linuxBean関連付けの削除。
テキストファイルのMIMEタイプを探します。
MIMEタイプの項目をクリックするとMIMEタイプを昇順に並び替えられます。
MIMEタイプのtext/plainがテキストファイルになります。
同じMIMEタイプに関連付けられているアプリケーションは右クリックメニューに表示されている順番に表示されています。
2番目のLeafpad(root)を削除したいときはtext/plainの2番目に表示されているgksudo_leafpad.desktopというアプリケーションにチェックをつけて「OK」します。
これで右クリックメニューからLeafpad(root)が表示されなくなります。
上記の操作はすべて/home/ユーザー名/.local/share/applications/にあるmimeapps.listファイルに反映されています。
mimeapps.listの[Added Associations]の右辺の先頭アプリがデフォルトアプリになる
右クリックメニューで表示されるアプリアイコンはmimeapps.listの[Added Associations]の項目に表示順にMIMEタイプをイコールで結ばれた形式で記録されています。
text/plain=leafpad.desktop;gksudo_leafpad.desktop;
を
text/plain=gksudo_leafpad.desktop; leafpad.desktop;
というように順番を変えると右クリックメニューで表示されるアイコンの順番も入れ替わります。
さらに先頭にアイコンが表示されるアプリがデフォルトアプリとなるため、ダブルクリックした時はleafpadではなくgksudo_leafpadで開くことになります。
text/plain=leafpad.desktop;
text/plain=gksudo_leafpad.desktop;
このように2行に分けて書くと最後の行のもの以外は無視されます。
mimeapps.listの[Default Applications]の項目にあると「優先」になる
「選択したアプリケーションをこのファイルタイプのデフォルトアクションとする」でチェックして開くと[Added Associations]の項で右辺の先頭にそのアプリが移動するのに加えて[Default Applications]の項にも追記されます。
[Default Applications]の項にあるMIMEタイプは「linuxBean関連付けの削除」で優先を表す●がつきます。
[Default Applications]の項に追加されたMIMEタイプは「linuxBean関連付けの削除」で[Added Associations]から削除しても削除されません。
しかし[Default Applications]に設定があったとしても[Added Associations]の右辺で設定した表示順やデフォルトアプリに影響がないので、[Default Applications]はとくに編集する必要はないと思います。
「優先」の列に●がついていると何が優先される?
右クリックメニューの表示順はmimeapps.listの[Added Associations]の右辺での記載順に表示されます。
デフォルトのアプリケーションは[Added Associations]の右辺の先頭のアプリになります。
[Added Associations]に同じMIMEタイプが複数あると最終行に近いものが採用されます。
ということでmimeapps.listの[Default Applications]に書かれたMIMEタイプが影響を及ぼすのは、「linuxBean関連付けの削除」の「優先」の列に●がつくこと以外発見できませんでした。
[Added Associations]に同じMIMEタイプが複数あるときに[Default Applications]にあるものが採用されるというわけでもありませんでした。
参考にしたサイト
lubuntu14.04以降、右クリックで、root権限で、フォルダを開く方法: 行き当たりバッタリ
ubuntu14.04ではlinuxBean12.04とはちょっとやり方が違うようです。
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