前の関連記事:linuxBean(21)右クリックメニューで開けるアプリアイコンを追加する
linuxBeanのデフォルトブラウザはOperaになっています。軽快でとても使いやすいのですがOperaではいくつか表示できないコンテンツがあることと、PDFファイルをプラグインなしで表示できるので私はGoogle Chromeを使っています。動画表示についてはlinuxBean14.04(61)Yahoo!ニュースの映像ニュースの動画をChromeで見る方法へ。
Google Chromeからの操作では既定のブラウザに設定できない
linuxBean設定ウィザードでGoogle Chromeをインストール後Chromeを起動すると「Google Chromeを既定のブラウザにする」かを聞かれます。
ところがこれをチェックして起動してもGoogle Chromeが既定のブラウザにはなりませんでした。
Chromeのアドレスバーの右端にある「Google Chromeの設定」ボタンをクリックします。
「設定」を選択してChromeの設定ページを開きます。
「既定のブラウザ」項目では「Google Chromeでは既定のブラウザを判断または設定できません。」となっています。
linuxBeanではGoogle Chromeからの操作ではChromeをデフォルトブラウザにできないようですので、linuxBeanの方を設定してChromeをデフォルトブラウザにします。
x-www-browserでChromeを起動するようにする
まずはx-www-browserコマンドがどのように使われているか確認してみます。
linuxBeanのメニュー→インターネット→linuxBean質問掲示板。
これを選択するとデフォルトブラウザでlinuxBean質問掲示板のページが開きます。
この項目で右クリック→プロパティ、を選択してコマンドをみてみます。
コマンドを欄をみると x-www-browser URL となっていますね。
x-www-browserだけで実行するとデフォルトではOperaが起動します。
これをChromeに変更します。
linuxBeanのメニュー→システムツール→Terminal。
sudo update-alternatives --config x-www-browser と入力してEnter。
pq@linuxBean:~$ sudo update-alternatives --config x-www-browser [sudo] password for pq: alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 3 個の選択肢があります。 選択肢 パス 優先度 状態 ------------------------------------------------------------ 0 /usr/bin/google-chrome-stable 200 自動モード 1 /usr/bin/dillo 50 手動モード 2 /usr/bin/google-chrome-stable 200 手動モード 3 /usr/bin/opera 200 手動モード 現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:現在の選択を表す「*」はありませんが、Chromeが自動モードになっていてすでにChromeがデフォルトブラウザになっているようにみえますね。
でも「*」がついていないと「自動モード」と書いてあってもデフォルトブラウザにはなっていません。
linuxBeanではこれ以外のところでデフォルトブラウザを設定しているのかもしれません。
とりあえずここでChromeの番号「0」を選択すると「*」がつき、x-www-browserでChromeが立ち上がるようになりました。
とりあえずここでChromeの番号「0」を選択すると「*」がつき、x-www-browserでChromeが立ち上がるようになりました。
ローカルのhtmlファイルをChromeで開くようにする
htmlファイルの関連付けをOperaからChromeに変更します。
変更方法はlinuxBean(21)右クリックメニューで開けるアプリアイコンを追加するでやったとおりです。
ファイルマネージャでhtmlファイルを右クリックするとOperaのアイコンが先頭にありhtmlファイルのデフォルトアプリケーションになっていうことがわかります。
「アプリケーションで開く」。
Google Chromeを選択して「選択したアプリケーションをこのファイルタイプのデフォルトアクションとする」にチェックをいれてから「OK」。
次からhtmlファイルを右クリックするとGoogle Chromeのアイコンが最初にきているはずです。
これでデフォルトブラウザがGoogle Chromeになったように使えるはずです。
もっと徹底したいときはmimeapps.listを編集します。
mimeapps.listのopera-browser.desktopをgoogle-chrome.desktopに置換する
mimeapps.listは ~/.local/share/applications にあります。
mimeapps.listのopera-browser.desktopをgoogle-chrome.desktopに置換したいのですが、なぜかLeafpadの置換の挙動がおかしいので置換には工夫が必要でした。
(2015.11.16追記。USBlinuxBean(1)インストール直後のカスタマイズいろいろでやったときは問題なく置換できました。→奇妙なことに他の機種ではやはりここに書いたような置換になりました。ハード依存の問題?)
mimeapps.listをLeafpadで開いてメニューから検索→置換。
「検索する文字列」にopera-browser.desktop、「置換後の文字列」にgoogle-chrome.desktopを入力して「全て置換」にチェックをして「検索して置換」。
「6個の文字列を置換しました」、と表示がでるのですが、検索される文字列が残ったままになっています。
「=」や「/」が悪さをしているのかと思ってうまくいかない条件をいろいろ検討してみましたが原因を特定できませんでした。
仕方ないので残っているopera-browser.desktopを空白で置換して消去しました。
Chromeウィンドウの右上にでてくるGoogleアカウントの名前の表示を消す
(2015.8.14追記。ここに書いてある方法では消すことができなくなりました。)
最近linuxBeanに限らずWindowsでもChromeウィンドウの右上に自分の名前が表示されていることに気がつきました。
Chromeの設定の「People」のところを「現在、あなたが唯一のGoogle Chromeユーザーです。」にすれば解決しそうな気がしたのですが、「ユーザー」がどうしても削除できなくて悩んでいました。
Chromeの右上のユーザー名が表示されるボタンを消す方法【非表示】 ≫ 使い方・方法まとめサイト - usedoor
ここに解法が載っていました。
アドレスバーに、chrome://flags と入力してEnter。
「新しいアバターメニューを有効にする」を「無効」にします。
これで解決しました。
ついでに「ダウンロードの再開を有効にする」も有効にしておきました。
参考にしたサイト
Lubuntu 14.04LTS デフォルトのブラウザをChromiumに設定 | SlackHack
sudo update-alternatives --config x-www-browserで変更できました。
Chromeの右上のユーザー名が表示されるボタンを消す方法【非表示】 ≫ 使い方・方法まとめサイト - usedoor
どうするかわからなくて悩んでいたことが解決しました。
デフォルトブラウザの変更方法、助かりました。ありがとうございました m(_ _)m
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