前の関連記事:linuxBean(13)LibreOfficeとPyCharm4の連携設定
「linuxBean設定ウィザード」で「印刷セット」をインストールすると「プリントサーバーの設定」のアイコンが登録されます。DocuPrint C3350ではまず最初にプリンタドライバーをインストールしないといけませんでした。
ppdファイルは/usr/share/ppdにインストールされる
検索するとDocuPrintのUbuntu用ドライバーがでてきました。
Debian(R) GNU / Linux(R) およびUbuntu(R) 用プリンタードライバー 概要 富士ゼロックス
「注意事項」を読むとまずは印刷設定ユーティリティ for Linux(R) (DEBパッケージ)をインストールせよ、と書いてあります。
ということでfxlinuxprintutil_1.0.3-2_i386.debをダウンロードしてGDebiパッケージインストーラーでインストールしようとすると、 libcupsys2がないというエラーがでてきてインストールできません。
libcupsys2について検索してみると、Ubuntu日本語フォーラム / libcups2とlibcupsys2(Ubuntu 11.10)にlibcupsys2をlibcups2に置き換えてインストールする方法が載っていました。
でもややこしそうだから、どうしたものかと迷っていましたらsis's memo blog: UbuntuでCanonプリンタのドライバの怪を読んでppdファイルは/usr/share/ppdにインストールされると知りました。
ppdファイルさえあれば印刷設定ユーティリティをインストールしなくても「プリントサーバーの設定」で設定完了できます。
DocuPrintのUbuntu用ドライバーをGDebiパッケージインストーラーでインストール
Debian(R) GNU / Linux(R) およびUbuntu(R) 用プリンタードライバー 概要 富士ゼロックス
ここからfxlinuxprint_1.0.4-1_i386.debをダウロードします。
ダウンロードしたファイルをファイルマネージャ上で右クリック→GDebiパッケージインストーラー。
「パッケージをインストール」。
あとは指示に従ってインストールします。
インストールが完了したらパッケージインストーラを閉じます。
/usr/share/ppd/FujiXerox/fxlinuxprint.ppd.gzファイルがインストールされているはずです。
「プリントサーバーの設定」でネットワークプリンタを設定する
linuxBeanのメニュー→設定→プリントサーバーの設定。
デフォルトブラウザで「localhost:631/admin」が開きます。
「プリンターの追加」。
linuxBeanのアカウントでログインします。
これらのそれぞれの選択肢の意味はよくわかりませんでした。
「LPD/LPR ホストまたはプリンター」でよいみたいです。
「lpd://ネットワークプリンタのIPアドレス/queue」を入力します。
「名前」に自分がわかる名前を入れます。
「メーカー」でXeroxを選択して「続ける」をクリックするとモデル一覧がでてきますが、DocuPrint C3350はありませんので、「PPDファイル」を提供の「ファイルの選択」をクリック。
/usr/share/ppd/FujiXerox/fxlinuxprint.ppd.gzファイルを選択します。
「プリンターを追加」。
これで完了です。
「プリンターにデフォルトオプションを問い合わせる」をクリックしてもプリンターから返事はきませんでした。
テストページの印刷をする
このままではプリンタとちゃんと通信できているのかわかりませんのでテストページの印刷をして確認します。
上の「管理」ボタンをクリックすると最初の画面に戻ります。
「プリンタの管理」。
インストールしたプリンタがちゃんと表示されています。
「プリンターにデフォルトオプションを問い合わせる」が失敗したので "/usr/lib/cups/filter/commandtops failed" と表示されています。
「キュー名」にある「DocuPrintC3350」をクリック。
「メインテナンス」→「テストページの印刷」。
これでちゃんとカラーのテストページが印刷されました。
「プリンターの管理」に戻ると "Data file sent successfully." と表示されています。
ちなみにデフォルトインストールされているPDFプリンタの出力先は~/PDFです。
参考にしたサイト
Debian(R) GNU / Linux(R) およびUbuntu(R) 用プリンタードライバー 概要 富士ゼロックス
/usr/share/ppd/FujiXerox/fxlinuxprint.ppd.gzがインストールされます。
Ubuntu日本語フォーラム / libcups2とlibcupsys2(Ubuntu 11.10)
libcupsys2はもう使わない方がよいようです。
sis's memo blog: UbuntuでCanonプリンタのドライバの怪
ppdファイルは/usr/share/ppdにインストールされます。
LPR とはなんですか?
Appleによる解説。
LinuxBeanプリンタ設定
linuxBeanでCanon MG6230の設定をされています。
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