DolphinでWindows共有フォルダへのアクセス

DolphinでWindows共有フォルダへのアクセス

ネットワークの項目からアクセスするだけ

 Dolphinからは何も追加インストールする必要はなく、DolphinのRemoteにあるネットワークをクリック　ー＞　Shared Folders(SMB)、でWindows共有フォルダをもっているコンピューター名一覧がでてきます。

 ワークグループ名はどこにもでてきませんね。

NAS(I-O DATA NAS 3TB  HDL-T3WH)もこれでアクセスできました。
(KDE neon on 20.04ではSMBのバージョンを下げる必要があります。KDE neon on 20.04にアップグレードする-p--q)

パスワードなしのフォルダにもパスワードが必要なフォルダにもアクセスできます。

Windowsドメインにはアクセスできず

Windowsドメインにアクセスしようとするとエラーになります(Dolphin18)。

ただ、これは職場のネットワークの設定なので、具体的にどういう設定になってるワークグループなのか私は知りません。

ちなみに、Windowsからこのワークグループにアクセスしようとするとユーザー名とパスワードの入力ダイアログがでてきます。

Windows10でNASへのアクセスは意外と不便

余談ですが、Windows10からだとProfessionalであっても、パスワードを設定したNASのフォルダには「同じユーザーによる、サーバーまたは共有リソースへの複数のユーザー名での複数の接続は許可されません。」といわれてアクセスできません。


Windows10からNASのアクセス権を設定したフォルダにアクセスしようと思うと、GUIではアクセスできず、コマンドラインからドライブ名を割り当てないといけません(NASの共有フォルダへのアクセスでエラーが出る（WindowsとNASでユーザ名が異なる場合）：パソコン鳥のブログ)。

一旦ドライブ名を割り当てるとそれを切断しない限りWindows10を再起動してもパスワードを入れ直さなくてもアクセスできます。

 smbプロトコルはWindowsが発祥と思うのですが、NASへのアクセスはWindows 10 の SMB 1.0 を有効にするもしないといけませんしWindowsの方が意外と不便ですね。