自動ログインにする方法
インストール時に「自動的にログインする」を選択する
インストーラーの「ユーザー情報」で「自動的にログインする」を選択してインストールします。
この場合あとで、KDEウォレットの設定が必要でした(自動ログイン時のKDEウォレットの設定-p--q)。
インストール時に 「ログイン時にパスワードを要求する」を選択したとき
自動ログインに設定を変更します。
スタートボタンー> アプリケーション ー> 設定 ー>システム設定。
起動と終了。
(2023.2.20追記。KDE neon 5.27では少し変更になっていました。
ログイン画面(SDDM)を選択して右下のBehaviorボタンをクリック。
as userをチェックして自動ログインするユーザーを選択。ここでKDEウォレットのパスワードをなしにできますのでOpen KDE Wallet Settings ー> パスワードを変更、でパスワードを空欄のままOKしてウォレットマネージャのウィンドウの右上のxボタンで閉じると自動ログイン時のKDEウォレットの設定-p--qの手間が省けます。)
Login Screen(SDDM)。
詳細設定。
自動ログイン、にチェックを入れる。
適用、ボタンをクリック。
これでログイン時にパスワードが要求されなくなります。
「終了後に再ログインする」というのはログアウトしたあと再度自動ログインするということです。
しかしこれにチェックをつけると自動ログインしたアカウントをログアウトしてもまたすぐそのアカウントに自動ログインしてしまうため、他のアカウントにログインできなくなってしまいました。
他のアカウントにログインするには「終了後に再ログイン」のチェックを外さないといけません。
パスワードの入力をしなくてもするための追加の設定
パスワードが必要となるのはログインのときだけではありません。
パスワードを入力しないようにするためには、KDEウォレットとスクリーンロックの設定も必要です。
自動ログイン時のKDEウォレットの設定-p--q
スクリーンロックをオフにする-p--q
自動ログインをやめる方法
自動ログインをやめるには、上記の「自動ログイン」のチェックを外しても「適用」ボタンが押せないので、User Managerから設定します。
スタートボタンー> アプリケーション ー> 設定 ー>システム設定。
アカウント詳細。
User Manager。
自動ログインにしているユーザーを選択して、「Log in automatically」のチェックを外して、「適用」ボタンをクリック。
これでログイン時にパスワードの入力が必要となります。
セキュリティを高めるためにKDEウォレットのパスワードの設定とスクリーンロックをオンにしておいたほうが良いでしょう。
自動ログインにしているアカウントを削除してはいけない
自動ログインしているアカウントを削除すると単に自動ログインできなくなるだけと思ったら、マウスカーソルだけが表示される真っ黒な画面で何も操作できなくなってしまいました(KDE Plasma 5.16.1)。
これを解決するにはとりあえず他のアカウントで自動ログインに設定して再起動しないといけませんでした。
真っ黒な画面からコンソールを切り替えます。
Ctrl+Alt+F2でコンソール切り替えてログイン。
残っているアカウントでログインします。
startx
こてでGUIが普通に立ち上がるので、そのアカウントを自動ログインに設定します。
再起動したあとは通常に操作できるようになりました。
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