パッケージマネージャでソフトのインストール

2019-03-10

KDE neonを使おう

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Discoverでソフトをインストールする


Discoverでソフトを検索する


KDE neonにはデフォルトではDiscoverというパッケージマネージャがインストールされています。

スタート ー> アプリケーション ー> システム ー>Software Center、で起動できます。


検索ボックスにソフト名を入力して検索もできますし、アプリケーションからカテゴリを指定しながら候補を絞っていくこともできます。

どの形式のソフトをインストールするかを考える


 検索してみると同じソフトが複数出てくることがあります。

例えば上図ではGimpが2つ出ています。

この表示ではこの2つがどう違うのかはクリックしてでてくる解説の下の方にでてくるプロパティを見てみないとわかりません。


上のGimpの方をクリックしてみるとバージョンは2.8.22-1、ソースはubuntu-bionic-universe、であることがわかります。


下のGimpの方はバージョンは2.10.8(stable)、ソースはflathub(Flatpak)になっています。

どちらをインストールするかは、まず希望のバージョンがあるのならそれを優先します。

次に考慮するのはソースです。

Discoverでは 左下にあるSources(ソース)をクリックしてみると、KDE neon(デフォルト)というカテゴリのソース以外に、FlatpakSnapがあることがわかります。

これらはいずれもLinuxディストリビューションに依存せずにインストールするための形式ですが、SnapはFlatpakよりも作成に手間がかかるのでFlatpakの方が主流になっているようです。

Gimpの場合はソースがKDE neonとFlatpakの選択になります。

Flatpakの場合は必要なものすべてを含んでいるためダウンロードが74.1Mibもあり、さらにディスクに展開すると203.5MiBになります。

それに対して、ソースがubuntu-bionic-universeの方はたった3.5MiBです。

ただこれは、依存関係にあるソフトは含んでいないので、apt-get install gimpでインストールしてみると15.8MBのディスク容量を消費しました。

ということで、バージョンにこだわらなければ、Gimpの場合はソースがubuntu-bionic-universeの方をインストールしたほうがよいでしょう。

けれども、もしGimpにもこだわらず「レタッチソフト」というカテゴリで考えるとKDE/Qtに対応したソフトを選択したほうがよいでしょう。

なぜなら、Windows共有フォルダへのアクセスのファイル選択ダイアログのようにメリットがあるからです。

GimpではなくKritaをインストール


KDE/Qtに対応したソフトはKから始まる名前になっているものが多いです(Muonとか)。

ということで「絵画と編集」のカテゴリでKから始まるソフトを探してみましたがペイントソフトしか見つかりませんでした。

 ところがその上のカテゴリの「グラフィックス」で評価順にソートすると一番上にでてくる「Krita」がKから始まる名前の レタッチソフトとわかったので、結局これをインストールしました。

 Muon Package Manegerのインストール


Discoverだけでも事足りそうですが、 GnomeのSynaptic Packageに該当するのはKDEのパッケージマネージャのMuonもインストールしました。

DiscoverでMuonと検索してインストールしました。

 スタート ー> アプリケーション ー> システム ー> Package Manager、でMuonが起動できるようになります。

私がMuonを使う主な目的はInstalled Filesタブでインストールされたファイルのパスを探すことです。

使い方はまずSearch欄にソフト名を入れて、 検索します。

あるはずのものがでてこないときは、Check for Updatesボタンをクリックしてリポジトリを更新します。

それでも出てこないときはリポジトリの追加をしないといけません。

インストールしたいソフトで、右クリックー>Mark for Installation。

Apply Changesボタンをクリックするとインストールが始まります。

MuonではSnapやFlatpak形式は扱えません。

設定ー>Configure Software Sources、の「他のソフトウェア」タブからリポジトリを追加できますが、ここで追加すると公開鍵がないとか言われるので、Terminalからコマンドで追加するようにしています。


ソフトのアンインストールは、 Mark for Removalからできますが、設定ファイルも一緒に削除したいときはMark for Purgeにします。

Lock at Current Versionにチェックをつけるとアップデートをブロックできますが、依存関係がおかしくなりそうなので、そうしなくていいようにしています。

Muonでリポジトリを追加できるようにする


デフォルトでは、設定 ー> Configure Software Sources、とするとコマンドがないといわれます。

 sudo apt install software-properties-kde

 software-properties-kdeをインストールしたあとに、設定 ー> Configure Software Sources、とします。




 Canonicalパートナーにチェックをつけるとadobe-flashpluginのインストールができるようになります。

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