普通の歯ブラシで毎食後にちゃんと歯磨きをしているのに歯医者にいくたびにちゃんと磨けていない、と指摘されるので歯磨きの方法を考え直すことにしました。
虫歯を予防して歯槽膿漏の進行を防ぐにはやはり日々の歯磨きが大事
虫歯(4)歯茎を押すと白いヨーグルトみたいなものがでてくるよで奥歯を失うかも、と心配しました。
でも失っても最悪インプラントにすればいいのかなあ、とも思ったのですが調べてみるとインプラントもそんなに長持ちするわけではないと知りました。
結局インプラントにせよ自分の歯にせよ、土台になる骨の部分がやられてしまうと長持ちさせることは難しいようです。
今回もなんとか自分の歯でまた普通に食事ができるように治してもらったので今後は歯のメインテナンスの方法を改めることにしました。
歯周病(2)歯石取りを2ヶ月あけると痛みが出るで進行してしまった11mmもある歯周ポケットの中も掃除しないといけません。
虫歯(3)ワンタフトブラシを使うと綺麗に歯を磨ける、、、でも面倒。で使ったワンタフトブラシが一番安上がりですが絶対に長続きしなさそうですので却下。
電動歯ブラシはもう30年近く前から家にありましたが、ブラシがモーターで左右に動くだけのものでした。
このイメージがあったので電動歯ブラシは最初は候補に入れておらず、歯ブラシとは違った方法、ウォーターピック - Wikipediaを買おうと思っていました。
自分で使ったことはないのですが、顎の骨の手術直後などで歯ブラシを口に入れられない患者さんの歯磨きにはこのウォーターピックを使ってもらっていました。
病院にあったのもたしかこれと同じ。
これなら水流で深い歯周ポケットの中もきれいにできると考えました。
アマゾンのレビューもあれこれ読んでもうこれにしよう、と決めたものの最後の実物を見たのはもう10年以上前なのでどんなものかヨドバシカメラに見にいくことにしました。
いろいろな方式がある電動歯ブラシ
ヨドバシカメラの売り場に行ってみて知ったのは電動歯ブラシの進化。
首を横に振るだけのものはもう見当たらず、音波式だとか、超音波式、だとか丸い歯ブラシがくるくる回るやつが並んでいました。
売り場でとくに推奨されていたのがこの3つ。
値段はフィリップスのソニッケアーだけ飛びぬけて高かったです。
他の二つの3倍ぐらいの値段でした。
オーラルBを手に取った瞬間、歯科医院にいったときにいつも最後にくるくる回るブラシで歯を磨かれていることを思い出しました。
ブラウンオーラルBは歯科クリーニング器具と同じ丸型だから。このオーラルBのブラウンのページの説明にある通り。
ほとんどの歯科医院でクリーニングに使用している専門器具は、歯に当たる面が丸型。歯垢の残りやすい歯と歯茎の境目にぴったり合い、かつ、丸い形の歯にフィットできるのは丸型のブラシ。直線的なアプローチでは、曲線の境目にはブラシが届きにくいことが考えられます。
なぜオーラルBなの?|電動歯ブラシ ブラウンオーラルB
そこで急に気が変わってウォーターピックを買うのはやめてオーラルBを買う気になりました。
オーラルBのなかにもたくさん種類があってどれを買えばよいのかわからなかったのでその場では購入しませんでした。
歯周ポケットの奥まで毛先を入れて掃除するのは不可能と思う
家に帰ってからそもそも歯を磨くことに加えて、11mmもある歯周ポケットも掃除する機能も考えなくてはならないことを思い出しました。
デンタルカメラ(1)自分の歯の写真を撮るで買ったデンタルカメラで11mmのポケットがあるところを見てみます。
右下第二大臼歯の内側です。舌が邪魔でうまく真横から撮れないです。
おぉ。銀歯の側面に白いものがくっついているのがわかります。
歯が白くないので歯垢がわかりやすいですね。
朝にトーストを食べてまだ歯を磨いていません。
さっそく普通の歯ブラシで歯を磨いてみました。
全然変わっていません、、、ちょっと衝撃を受けたので証拠写真を撮るのを忘れました。
ちゃんと磨いたはずなのに、、、そりゃ虫歯になりますわな。
秘伝のワンタフトブラシ登場。
デンタルカメラで見ながらいろいろ磨いてみましたが歯周ポケットに毛先が入っていくところは観察できませんでした。
ワンタフトブラシの毛は肉眼では細く見えますが、デンタルカメラでみると結構太く見えますね。
歯周ポケットはデンタルカメラで上から見てもあるのかどうかよくわかりません。
本当に歯周ポケットなんてあるのかと思って家に昔からあったスケーラーをカメラをみながら突っ込んでみました。
スケーラーとは歯科医院で使っているこんな先の細い金属の棒です。
先がこんな風になっています。
先は歯石を削れるように刃物になっているそうですので取扱に注意が必要です。
素人が扱うのはやめたほうがよいでしょう。
でもちょっと歯周ポケットが本当にあるのか知りたかったのでこれを第二大臼歯の銀歯の下側に沿って入れて歯肉に向かって滑らしてみました。
歯肉にズブズブ入っていきます。
血が出たりはしませんでしたが、変なところを引っ掛けて抜けなくなったら恐ろしいのですぐにやめました。
写真を撮るゆとりもありませんでした。
ワンタフトブラシで磨いたあとは銀歯がぴかぴかになってちゃんと歯垢が取れています。
ということで歯ブラシの毛先をなんとかしても歯周ポケットの中を掃除するのは難しそうです。
私が通っている歯科医院では歯周ポケットはたぶん超音波スケーラーというので掃除してくれています。
びーびー音がしてちょっとこそばいやつです。
深い歯周ポケットに音波は届く?
歯ブラシの毛先では歯周ポケットの中の掃除は難しそうとわかったのでオーラルBは候補からはずしました。
では音波式では歯周ポケットの中がきれいにできるかどうかです。
さらに超音波歯ブラシというのもあります。
デンタルハイジーン 31巻11号 挑戦しよう! 電動歯ブラシのTBI/医歯薬出版株式会社
この特集号の一番最初の記事に電動歯ブラシについての解説があります。
超音波歯ブラシの代表的なものだったウルティマは2009年3月に製造販売が終了と書いてありますがアマゾンをみると売っていますね。
アマゾンのレビューを読んだ限り、東レが以前OEM販売していたのを製造元が独自に製造を再開したようです。
超音波歯ブラシは音波歯ブラシと違って歯ブラシ自体は動かないので、普通の歯ブラシと同様に歯ブラシを動かさないといけないので人気が出なかったようです。
超音波の力で細菌の連鎖を破壊するそうです。
「細菌の破壊」とは書いていなくて、細菌が歯にこびりついているのを「細菌の連鎖を破壊」することにより細菌を剥がし取る効果があるようです。
先の雑誌の記事によると歯垢除去効果は、手動<電動<音波<超音波、と増すそうです。
深い歯周ポケットの洗浄に音波式や超音波式が効果があるという文献はみつけることができませんでした。
軟組織に覆われた深部に振動が届くとは考えられないので深い歯周ポケットへの効果は変わりないでしょう。
ソニッケアー ダイヤモンド クリーンを購入
結局一番高価なフィリップス ソニッケアー ダイヤモンド クリーンを購入しました。
理由はアマゾンをみていたら、2万7千円ぐらいで売っていたのが急に14,800円になっていたから、、、
2万7千円のままなら、きっとパナソニックかオムロンの音波ブラシで迷っていたと思います。
アマゾンはどういう仕組みかわかりませんがコロコロ値段が変わります。
価格コムに載せているリンクと違うリンクに、もっと安いのが載っていたりするので購入前は型番で再検索するようにしています。
MARUMANのsonicpro2が500円程度であります。内部はスマフォなんかのバイルレモータでした。
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