前の関連記事:linuxBean14.04(118)Android Studioのインストール
NetBeans8.1でnvmのNode.jsを使うための2つの方法
linuxBean14.04(117)NetBeans8.1でnvmのNode.jsを使うための工夫でやった方法はupdate-alternativesを使ってシンボリックリンクを切り替える方法でした。
この方法は最初にupdate-alternativesを設定しなければなりませんが、一度設定しまえばあとはnodeのコマンドを切り替えれば他のコマンドも自動的に切り替えるようにできます。
欠点はlinuxBean14.04(115)pythonコマンドをpipコマンドとともに切り替えるで悩んだようにpwdなどシンボリックリンクでは挙動が変わるコマンドでエラーが出る可能性があります。
もう一つの方法はnodeとnpmは絶対パスで指定して、他のパッケージはローカルインストールしてそれをフルパスで指定する方法です。
ローカルインストールにするとnvmで選択したnodeのバージョンにかかわらず~/node_modules以下にパッケージがインストールされるのでnodeのバージョンを切り替えても、ローカルインストールしたパッケージのパスは切り替えずに済みます。
しかしローカルインストールした場合node-sassを6回も重複インストールすることになりました。
nodeとnpmのパスはNetBeansのオプション画面で切り替えないといけません。
欠点はNode.jsの切り替えの手間が少しかかることと、node、npm以外のコマンドは切り替えられないことです。
nodeとnpmとcordova以外はローカルインストールしてパッケージは切り替えない方法
nodeとnpmをフルパスで指定
まずnodeとnpmをNetBeansに教えてあげます。
NetBeans8.1でツール→オプション。
HTML/JSをボタンをクリック。
Node.jsタブをクリック。
Nodeのパスは~/.nvm/versions/node/v6.2.0/bin/nodeになりますので参照ボタンをクリックしてこれを指定します。
ダウンロードボタンをクリックしてソースもダウンロードしておきます。
npmはnodeと同じバージョンのものを指定しました。
cordovaをグローバルインストールして~/.profileにnvmのPATHを挿入するコードを追記する
cordovaはフルパスをするのではなく、NetBeansがPATHを検索してコマンドを探すようですのでグローバルインストールにします。
npm install cordova -g
linuxBean14.04(117)NetBeans8.1でnvmのNode.jsを使うための工夫で、NetBeansはログインシェルの設定~/.profileは読み込んでいるのでこれにnvmの設定をします。
export NVM_DIR="/home/pq/.nvm" [ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && . "$NVM_DIR/nvm.sh" # This loads nvmこれを~/.profileに追記して保存したあとlinuxBeanを再起動します。
これでモバイル・プラットフォームタブにcorodvaが見つかったことが表示されました。
Android SDKの場所とANDROID_HOMEの設定はlinuxBean14.04(117)NetBeans8.1でnvmのNode.jsを使うための工夫でやったのと同じです。
HTML/JSのオプションにあるパッケージをローカルインストールする
Terminalに戻って必要なパッケージをローカルインストールします。
npm install bower
npm install node-sass
npm install less
npm install grunt-cli
npm install gulp-cli
npm install karma
npm install express-generator
インストールログ
ローカルインストールなのですでにインストールされたnode-sassを依存関係で使ってくれないのでnode-sassを6回も重複インストールしてとても時間がかかりました。
~/node_modules/.binディレクトリに各パッケージのコマンドのシンボリックリンクがあるのでそれぞれNetBeansのオプションに指定します。
これで設定完了です。
nvmでNode.jsのバージョンを変更した時はnodeとnpmのフルパスをNetBeansのオプションで変更するだけで切り替えられます。
0 件のコメント:
コメントを投稿