LibreOfficeで動くPythonスクリプトを書くためのツールのインストール

2020-08-31

Bodhi Linux LibreOffice

t f B! P L
とりあえずLibreOfficeをPythonで動かすためのツールをインストールします。

本家からLibreOfficeのインストール

Bodhi AppCenterからインストールしたLibreOfficeはシステムPythonを使っているので、バンドルPythonを使っているWindows版と実行環境が異なってきます。

Windowsと同じ環境のPythonスクリプトを作成したいので、 Bodhi AppCenterからではなくdownload | LibreOffice - オフィススイートのルネサンスからdebファイルをダウンロードしてインストールすることにします。

 6.4.6のdebファイルをダウンロードしました。

日本語のユーザーインターフェースとSDKもダウンロードしました。

これらのtar.gzファイルを解凍してsudo dpkg -i *.debでインストールすればいいのですが、LibreOffice_6.4.6_Linux_x86-64_deb.tar.gzを解凍するとDEBSフォルダ内にdebファイル以外にlibobasis6.4-core_6.4.6.2-2_amd64フォルダが入っています。

こんなフォルダが入っていたことはいままでなかったように思います(消し忘れ?)。

 インストールはとくに問題なくでき、メニューにも追加されました。


Bodhi AppCenterからインストールしたLibreOffice6.0.7のアイコンと違って6.4と表示されています。

バンドルPythonのパスは/opt/libreoffice6.4/program/pythonになります。

バンドルPythonは3.7.7が入っていました。

ちなみにBodhi LinuxのシステムPythonは3.6.9です。

Java実行環境についてはBodhi AppCenterからLibreOfficeをインストールしたことがあればすでにdefault-jre(openjdk-11-jre)がインストールされています。

Eclipseにも必要ですので、まだインストールされていなければ、sudo apt install default-jreでインストールしておきます。

拡張機能APSOとMRIのインストール

 APSOのインストール

ドキュメントにPythonマクロを簡単に埋め込めたりデバッガもついてくる拡張機能APSOをインストールします。

 ツール ー>拡張機能マネージャー。

「ほかの拡張機能をオンラインで取得」ボタンをクリック。

APSOと入力してSEARCHボタンをクリック。

 でてきたAPSOをクリック。

Release Listの一番上にある1.2.6.2のEXTERNAL LINKボタンをクリックします。

拡張機能マネージャーに戻って「追加」ボタンをクリックして、ダウンロードしたapso.oxtファイルを選択します。


バージョン1.2.6.2がインストールされました。

APSOから起動するエディタを登録しないとpyファイルを編集しようとするとデフォルトではブラウザが起動してしまいます。

拡張機能マネージャーでAPSOを選択した状態でオプションボタンをクリックします。


 選択ボタンをクリックしてエディタのパスを登録します。

KWrite(次にインストールします)のパス/usr/bin/kwriteを指定しました。

-l {ROW} -c {COL} {FILENAME} 

オプションには行と列を指定する引数を渡しておきます。

MRIのインストール

APSOでデバッグするときPYUNOオブジェクトのプロパティの値の確認などに必要なのでMRIもインストールします。

 Releases · hanya/MRI

MRIはLibreOfficeのサイトにおいてあるものは古い上に壊れているので、ここからMRI-1.3.4.oxtをダウンロードしました。


MRI1.3.4がインストールできました。

  KWriteのインストール

APSOから起動できるエディタにはシンタックスハイライトができるKWriteを使うことにします。

sudo apt install kwrite

スタート ー> アプリケーション ー> アクセサリ ー> KWrite、で起動できます。

KWriteのカスタマイズ-p--qの通り設定しました。

フォントはVersaPro VJ24LX-BにBodhi Linux 5.1.0をインストールして普段使いにする-p--qのTerminologyで使ったRicty Diminished Regularにしました。


アイコンが登録されていないので、MenuLibreでkeditのアイコンを登録しました。

 GitKrakenのインストール

gitでプロジェクト管理するのでGitKrakenをインストールしておきます。

 gitflowが使えるGUIのgitクライアントGitKrakenのインストール-p--q

 これに沿ってやりますが、Bodhi LinuxにはsnapのパッケージをGUIで扱うアプリが入っていないのでCUIでインストールします。

snap download gitkraken

これでsnapパッケージをダウンロードします。

sudo  snap ack gitkraken_160.assert
sudo snap install gitkraken_160.snap --classic


--classicオプションをつけないとエラーになります。

インストールが完了するとスタート ー> アプリケーション ー> プログラミング ー> GitKraken、で起動できます。

Eclipseのインストール

Eclipse Downloads | The Eclipse Foundation

ここのDownload 64bitボタンをクリックしてまず64bit版のダウンローダーをダウンロードします。

ダウンロードしたeclipse-inst-linux64.tar.gzを解凍してでてくるフォルダ内にあるeclipse-instをダブルクリックして実行します。

 Eclipse IDE for Web and JavaScript Developers

これをインストールします。


INSTALLボタンをクリックしてインストールしました。

スタートメニューに登録する

VersaPro VJ24LX-BにBodhi Linux 5.1.0をインストールして普段使いにする-p--qでインストールしたMenu Libreで登録しました。


プログラミングの中にランチャーを追加して、タイトルとコマンドとアイコンを登録して保存ボタンをクリックするとカテゴリなどは自動で入力されます。

~/eclipse/javascript-2020-06/eclipse/icon.xpmがアイコンです。

 プラグインのインストール

 Eclipseのインストール-p--qに沿って行いました。

BashEclipseとPostScript Development Toolsはインストールしませんでした。

PyDevは必ずインストールしないといけません。

 EclipseのInternal Web Browserはすでに有効になっていました。


StartExplorerの設定はこのようにしました。

pcmanfm ${resource_path}
pcmanfm
terminology ${resource_path}
kwrite ${resource_path}

枠には順番にこのように入力しました。

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