Bodhi LInux 5.1.0のLegacy Releaseをインストール
まずStandard Releaseをインストールしてみました。
これでもまあまあ使えそうでしたが、Legacy Releaseを入れてみたところこちらのほうが機敏に動く感じだったので、HP6730bではLegacy Releaseを使うことにしました。
Welcome | Bodhi Linux
ここからLegacy Releaseのbodhi-5.1.0-legacy.isoをダウンロードしてDVD-RWに焼きました。
Install Bodhi Linuxを選択するとインストールが始まります。
Try Bodhi Linux without installingを選択してDVDドライブから起動したときは、タスクバーにある葉っぱのアイコンをクリックするとインストールが始まります。
インストールの手順は、日本語を選択する、ディスクを削除してインストール、を選ぶぐらいであとはデフォルトを選択してインストール完了です。
自動ログインにしました。
スワップ領域は作成されませんでした。
ちなみにHP6730bは2台もっていて、なぜかそのうち1台はインストーラーが起動しませんでした。
このHP6730bはHDDにすでにインストールされている内容でインストーラーの起動が左右されることがあるようです。
とくに64bitOSがすでにインストールされているとインストーラーが立ち上がらないことが多いです。
インストールできる方でインストールしたHDDをインストールできない方に付け替えるとちゃんと起動できました。
linuxBeanもDVDドライブから起動できませんでしたし、このHP6730bはどうも扱いが難しいです。
見た目のカスタマイズ
デフォルトの見た目は黒と緑色尽くしです。
日本語モジュールのロード
Languageモジュールはロードしなくても日本語入力はできますが、アプリの設定だけでは日本語化できないものもあるので、Languageモジュールをロードします。モジュールは、スタート ー> System ー> Modules、でロードして、スタート ー> System ー> Settings Panel、で設定する流れになります。
スタート ー> System ー> Modules。
Settings ー> Language、を選択してLoadボタンをクリック。
Closeボタンをクリックして次はLanguageモジュールを設定します。
スタート ー> System ー> Settings Panel。
Language ー> Language Settings。
日本語を選択してOK。
アプリを再起動するとメニューが日本語化されていることがわかります。
テーマをインストールする
スタート ー> Applications ー> System Tools ー> Bodhi AppCenter。
Webが起動してAppCenterのページが開きます。
Themes - Mokshaをクリック。
Bodhi Theme Packをインストールするとすべてのテーマをダウンロードできます。
今回はMokshaMoonlightをクリックします。
Installをクリック。
パスワードを入力してOKして、Installをクリックするとインストールが始まります。
スタート ー> 設定 ー> テーマ ー> MokshaMoonlight。
次に壁紙をテーマのものに変更します。
スタート ー> 設定 ー> 壁紙。
テーマの壁紙を使う、にチェックをつけて了解すると壁紙がテーマのものに変わります。
アイコンを変更する
スタート ー> 設定 ー> 設定パネル。外見 ー> Application Theme。
アイコンからEnlightenment -Xを選択してOK。
アイコンセットをインストールします。
Bodhi AppCenterからIcon Setsをクリック。
Faenza Iconsをインストールしました。
このインストールはテーマを変更後に行わないとアイコンが表示されませんでした。
これでアイコンが揃いました。
ガジェットのカスタマイズ
使わないガジェットのアンロード
ガジェットとはモジュールのインスタンスなので、使わないガジェットはアンロードしてしまいます。スタート ー> 設定 ー> モジュール。
クリップボード履歴は使用しないのでユーティリティのクリップボードをアンロードしました。
仮想デスクトップも使用しないのでユーティリティのPagerもアンロードしました。
ファイルのPlacesもアンロードしました。
Quick Launcherも不要なのですがアンロードする方法はわかりませんでした。
タスクバーを常に上に表示する
デフォルトではウィンドウの下に隠れてしまうのでこれを常に上に表示するようにします。タスクバーを右クリック ー> 設定。
「積み重ね順」で「常に一番上」に設定します。
時計に日付と曜日を表示させる
MokshajapanMokshaPink
MokshaSeven
これらのテーマでは時計に日付を表示させることができませんでした。
時計ガジェットを右クリック ー> 時計 ー> 設定。
日付の設定はDateで行います。
Strftimeを選択するとMan page of STRFTIMEの書式が使えます。
%F %a
この書式にしました。
これで2020-8-16 日といった日付表示になります。
IBarのアイコンを編集する
IBarとはデフォルトではスタートボタンのすぐ右にあるガジェットです。shelfとはガジェットの入れ物です。
IBarガジェットの内容を編集するにはIBarガジェットを右クリック ー> IBar ー> 中身。
アプリケーションで表示させたいアプリを選択して、オーダーでその表示順を設定します。
ガジェットの位置調整
ガジェットを編集するとガジェットが重なったり、位置がずれたりするので再調整しないといけません。
タスクバーで右クリック ー> Begin Moving Gadgets。
これでガジェットの位置調整ができます。
デフォルトブラウザWeb
とてもシンプルな機能のタブブラウザです。
左上のアイコンをクリックするとメニューがでてきます。
設定からホームページの設定、サーチエンジンの変更などができます。
Firefox Syncも使えますが、ブックマークのフォルダ構造がとても見にくく、ブックマークツールバーも表示できません。
またアドオンにも対応していません。
スクリーンショットを撮る
スタート ー> Take Screenshot。
Instant shotをクリックでスクリーン全体のショットが撮れます。
設定をクリックすると設定画面がでてきます。
スクリンショットは~/Desktopにjpg形式で保存されます。
Image qualityを100にするとpng形式でキャプチャされます。
Desktop iconモジュールをロードするとデスクトップにアイコンが表示できますが、動作が重くなるのでロードしていません。
キャプチャしたいウィンドウの右クリックして出てくるメニューからTake Shotを選択するとそのウィンドウだけキャプチャできます。
ただしWebなどこのメニューがでてこないウィンドウもあります。
そういうときはタスクバーのコンテクストメニューからキャプチャできます。
Bodhi AppCenterのMoksha ModulesにScreenshot – Advancedというモジュールがあってこれをインストールすると矩形範囲のキャプチャができると書いてありますが、モジュールがアップデートされていないせいかこのモジュールは動かすことはできませんでした。
アプリのインストール
まずBodhi AppCenterから使うアプリを探します。
どれも32ビット版が用意されていました。
Brasero
Burning SoftwareからCD/DVDライターのBraseroをインストールしました。Exterminator Task Manager
System toolsからタスクマネージャのExterminator Task Managerをインストールしました。File Roller Archive Manager
System toolsから圧縮解凍ツールのFile Roller Archive Managerをインストールしました。Printer Support
ネットワークプリンタを使うのでSystem toolsからプリンターサポートのPrinter Supportをインストールしました。LibreOffice
Office SoftwareからLibreOfficeをインストールしました。6.0.7.3がインストールされました。
日本語メニューにするためにはSynapticパッケージマネージャでlibreoffice-l10n-jaをインストールすると日本語になるはずですが、なっていない場合は次のようにして変更します。
Tools ー> Options。
Language Settings ー> Languages、のUser Interface、Locale settingsをJapaneseに変更してLibreOfficeを再起動すると日本語メニューになります。
Okular
PDF RadersからPDFビューアのOkularをインストールしました。LibreOfficeをインストールするとpdfファイルをダブルクリックするとLibreOfficeで開こうとするかもしれません。
そのときはpdfファイルをOkularに関連付けます。
pdfファイルを右クリック ー> アプリケーションで開く。
「選択したアプリケーションをこのタイプのデフォルトのアクションとする」にチェックをつけます。
Okularを選択してOK。
Presentation Modeにするか聞いてこないようにする
スクリーンセーバーが起動する時間が過ぎてすぐそれをオフにしようとするとこのようなダイアログがでてきます。
Presentation Modeにすればスクリーンセーバーを一時的にオフにできますがそうしますか?、と聞いてきます。
スタート ー> 設定 ー> モード ー> プレゼンテーション、でプレゼンテーションモードは起動できるので、上のダイアログでは「いいえ、以降は尋ねない」を選択します。
設定パネルの「すでに無効になっているかどうか示す」のチェックをはずす
設定パネルにプレゼンテーションモードの項目があります。スタート ー> 設定 ー> 設定パネル。
画面 ー> ブランキング。
このパネルのプレゼンテーションモードの「すでに無効になっているかどうか示す」のチェックは外れています。
「すでに無効になっているかどうか示す」というのは意味がわかりにくいですが、英語だと「Suggest if deactivated before 30s」なので、「30秒より前に無効にされたときに提案する」になります。
つまり画面が黒くなってから30秒以内に無効にされたときダイアログを表示するということになります。
同じようにスクリーンロックの方にも「すでに無効になっているかどうか示す」の項目があるのでこちらのチェックもはずしておきます。
お気に入りのアプリケーションを設定する
お気に入りのアプリケーションにアプリを登録するとデスクトップのコンテクストメニューに表示されます。
スタート ー> 設定 ー> 設定パネル。
アプリケーションにあるお気に入りのアプリケーションをクリックすると設定できます。
無線LANを有効にする
インストール時にbcmwl-kernel-sourceがすでにインストールされており無線LANは使える状態でした。
インストールされていなければ、Synapticパッケージマネージャでインストールします。
無線LANを有効にするには有線LANケーブルを外して、再起動する必要がありました。
再起動すると右下に電波のアイコンがでてくるのでそこからSSIDを選択できます。
HP6730の無線LANボタンがオレンジ色のときはそこを押して青色にしておかないといけません。
ネットワークプリンタDocuPrint C3350で印刷する
まずSynaptic パッケージマネージャでprinter-driver-fujixeroxをインストールします。
スタート ー> アプリケーション ー> 設定 ー> Printers。
ネットワークプリンターからDocuPrint C3350を選択するとAppSocketで接続できます。
ドライバーはFX Printer Driver for Linuxを選択します。
「印刷できません」と表示されていますが、これは「共有する」のチェックを外すと消えます。
DocuPrint C3350でテストページだけが印刷できない問題-p--qのようにテストページは印刷できません。
設定方法がわからないもの(設定できないもの)
オートサスペンド
指定の時間が経過すると画面をオフにする項目はあるのですが、HDDをスリープさせる設定方法がいまのところわかりません。ウィンドウのスナッピング
KDE neonではウィンドウを画面の端に当てると右半分とか左半分にリサイズしてくれますがこれも設定方法がわかりません。(2020.8.28追記。ウィンドウのスナッピングを設定する-p--qでわかりました。)
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