前の関連記事:linuxBean14.04(141)Bloggerで使うJavaScriptの開発環境:その3
Eclipse IDE for Java EE Developersのインストールとランチャーの設定
Eclipse Mars 2 Packages | PackagesからEclipse IDE for Java EE DevelopersのLinux 32-bit版をダウンロードしました。
最初Eclipse for PHP Developersをインストールしたのですが、HTTP Previewサーバーが付属しておらず、追加する方法もわからず、ApacheのGeronimo V3.0 Server Adapterを選択してインストールしようとしましたが、依存性の問題でインストールできず、OracleのGlassFishはインストールできたものの、使い方がわかりませんでした。
静的なWebページであれば、ファイルをWebブラウザに表示させればいいので、問題ありませんが、私はHTTPサーバーでBloggerに読み込ませたいので、サーバーがなければ用を足せません。
ということでHTTP Previewサーバーが同梱されているEclipse IDE for Java EE Developersをインストールすることにしました。
ダウンロードしたeclipse-jee-mars-2-linux-gtk.tar.gzを右クリック→ここでファイルを展開。
でてきたeclipseフォルダをeclipse4.5jeeと改名して、root権限で/optに移動させました。
~/.local/share/applicationsで右クリック→新規作成→Shortcut。
ショートカットのファイル名をeclipse4.5jee.desktopとしました。
ランチャーの名前はEclipse 4.5 for Java EE Developers、コマンドは/opt/eclipse4.5jee/eclipse、アイコンはeclipse4.5jeeフォルダ内のicon.xpmを指定しました。
豆ボタン→アクセサリ→メニューエディター。
その他→Eclipse 4.5 for Java EE Developers。
ダイアログ下部の+ボタンをクリック。
分類の選択をクリック→Development→Development。
ダイアログ上部の左から二番目のランチャーを保存ボタンをクリック。
これで豆ボタン→プログラミング→Eclipse 4.5 for Java EE Developersで起動できるようになります。
Workspaceは~/workspace4.5/Bloggerにしました、Blogger用のJavaScriptを書くためのものですので。
デフォルトのjavaコマンドを変えても問題が起こらないようにOpenJDK7のパスを指定しておきます。
-vm
/usr/lib/jvm/java-7-openjdk-i386/bin
/opt/eclipse4.5jee/eclipse.iniの最初の2行にこれをroot権限で追加しておきます。
linuxBean14.04(85)Eclipse Mars 4.5.1で横スクロールすると字が滲むという問題も起こるので、-vmargsの行の直前に以下も追記しておきます。
--launcher.GTK_version
2
jsファイルをBloggerに読み込ませる
linuxBean14.04(141)Bloggerで使うJavaScriptの開発環境:その3と同じことがEclipse4.5 for Java EE Developersでできるか確認しまたところ、全く同じようにできました。
Eclipse for PHP Developersではサーバーがないために、index.htmlを選択してRun As→Run on ServerとするとThe selection cannot be run on any server.といわれて実行できませんでした。
全角空白文字だけ記号を表示させる
Window→Preferences。
General→Editors→Text Editors。
Show whitespace charactersにチェックをつけてconfigure visibilityをクリック。
Ideographic space以外のチェックをすべて外してOK。
全角の空白のときだけ左上に小さな薄いドットがでます。
(2017.4.14追記。フォントをMonospaceからRictyに変更すると見やすくなりました。
以下はEclipse Neon.2(4.6.2)での手順です。
Window→Preferences。
General→Appearance→Colors and Fonts。
Basic→Text Font。
これをMonospaceからRictyに変更すると全角空白が大きな丸になってわかりやすくなりました。
RictyはlinuxBean14.04(2)linuxBean設定ウィザードでソフトウェアを追加するでインストールしたものです。)
JavaScriptの自動補完を有効にする
とくに何も設定しなくても使えるようになっています。
設定はWindow→Preferences→JavaScript→Editor→Content Assist、で行います。
Auto-ActivationのEnable auto activationにチェックが入っていると、コンマを打ち込むと候補が表示されるようになります。
Advancedはこのようになっていました。
全部にチェックを入れても結果は変わりませんでした。
(2017.2.10追記。NetBeansの方が補完機能は充実している気がします。)
JSHintの導入
Help→Eclipse Marketplace。
JSHintで検索してでてきたJSHint Eclipseをインストールしました。
インストール完了後Eclipseを再起動しただけでは動作しません。
Project Explorerでプロジェクトを右クリック→Properties。
JSHintを選択してAddボタンをクリック。
jsファイルをすべて含めるようにしました。
これで有効になりました。
ファイルを保存しないとチェックが更新されないようです。
参考にしたサイト
Eclipse Mars 2 Packages | Packages
Eclipse Mars.2 (4.5.2)の各パッケージがダウンロードできます。
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