前の関連記事:Git(9)Eclipse4.3のGitプラグインは自動でファイルを選んでくれない
Gitは変更履歴つきバックアップツールとして使う予定なのでリモートリポジトリはローカルディスクに作ります。この作業にはGit(2)TortoiseGitでGitの設定を行うまでの設定が必要です。
ローカルディスクの作業にはTortoiseGitを使う
Git(7)プッシュするリモートリポジトリを変更するでやったようにローカルディスクにリモートリポジトリにするフォルダを作成します。
リモートリポジトリはすべて"C:\共有フォルダ\Gitリモートリポジトリ"に集めてバックアップすることにします。
C:\共有フォルダ\Gitリモートリポジトリ\Eclipse\FirstConnection.git
このフォルダで右クリック→Gitクローン(複製)。
「URL」に複製元、「ディレクトリ」に複製先を入力して「Bareリポジトリにクローン」にチェックをつけて「OK」。
これでリモートリポジトリの作成完了。
今度は複製元にしたローカルリポジトリのあるフォルダ"C:\eclipse\workspace\FirstConnection"で右クリック→TortoiseGit→設定、Git→リモート。
「URL」にリモートリポジトリのアドレスを入力して「新規に追加/保存」。
「Yes」。
「OK」。
これで完了。
Eclipse4.3でプロジェクトをプッシュする。初回はブランチの選択が必要。
Package Explorerでプロジェクトを右クリック→Team→Remote→Push。
すでにリモートリポジトリが設定されています。
「Finish」とすればよいと思ったのですが、リモートリポジトリに接続でません、というエラーがでてきます。
"Nothing to push"とあるのでjavaファイルに変更を加えてコミットしてから再度してみました「更新箇所がない」という意味ではなく、やはり同じエラーがでてきます。
ということで「Finish」ではなく「Next」で次の設定に進んでプッシュするものを特定します。
「Source ref:」のドロップダウンリストから「master[branch]」を選択。
そして右にある「Add Spec」をクリックすると「Specifications for push」にこれが追加されます。
ここで忘れずに下にある「Save specifications in 'origin' configuration」にチェックしておきます。
上図ではチェックしていませんがこのまま「Finish」すると毎回同じことを聞かれます。
これでようやく「Finish」です。
「OK」。
これでプッシュ完了です。
リモートリポジトリの履歴をTortoiseGitで確認する
Eclipse4.3からはリモートリポジトリの履歴は見れないのでTortoiseGitで見てみます。
"C:\共有フォルダ\Gitリモートリポジトリ\Eclipse\FirstConnection.git"を選択した状態で右クリック。(フォルダ内の空白で右クリックではダメです。)
TortoiseGit→ログを表示。
ちゃんとプッシュされていますね。
[パス」に表示されているファイルをダブルクリックすると変更箇所が表示されます。
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