PostScript Development Toolsのインストール

2019-07-29

KDE neonを使おう

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PostScript Development ToolsはEclipseで使えるPostScript IDEです。

PostScript Development Toolsのインストール


Help ー> Eclipse Marketplace。


PostScriptで検索するとPostScript Development ToolsがでてきますのでInstallボタンをクリックするとインストールできます。

デフォルトエンコーディングをUTF-8に戻す


PostScript Development Toolsをインストールした後、Eclipseで日本語を入力して保存しようとするとエンコーディングが間違っていると言われてファイルが保存できなくなりました。

これを修正します。

Window ー> Preferences。

General ー> Content Types。

Text ー> PostScript File。


一番下のDefault encodingにISO-8859-1が指定されているのが原因です。

ISO-8859-1をUTF-8に書き換えて、Updateボタンをクリックすると日本語でファイルが保存できるようになります。

Content Typesで指定したエンコーディングは特定の拡張子のファイルだけ影響が受けるようにみえるのですが、PostScript Fileで指定したエンコーディングが*.txtや*.pyといったファイルのエンコーディングまで影響がありました。

PostScriptのパースペクティブを開く


Window ー> Perspective ー> Open Perspective ー> Other。

PostScript。

Open。


PostScriptの例を開く


PostScript専用のプロジェクトはないようなので、とりあえずプロジェクトを作ってPostScriptの例を開きます。

File ー> New ー> Project。

General ー> Project。

Next。

Project nameはPostScriptExamplesとしてFinish。

Project ExplorerでPostScriptExamplesを右クリック ー> New ー> Example。

 PostScript ー> PostScript Hello-World Example。

Next。

Finish。

これでhello-world.psが開きます。

Postscriptエディタ


ポップアップヘルプ


Postscriptエディタ上でマウスカーソルをPostScriptのオペレーターの上にもってくると英語の解説が表示されます。


詳しく解説がでてきますが、初めて学習するにはちょっとむずかしいですね。

シンタックスハイライト


Windows ー> Preferences。

PostScript ー> Syntax Coloring。


ここでシンタックスハイライトの設定が確認できます。

PostScriptリファレンスマニュアル第3版の第8章にあるオペレーターをハイライトしてくれることを期待したのですが、PostScriptには「予約語」はなく、オペレーター名のハイライトはないようです。

Outlineビュー



Outlineビューにはスキャナが切り出したトークンが一列に表示されます。

エディタのトークンを選択するとOutlineビューでのトークンがハイライトされます。

いまのところあまりこの使いどころがわかりません。

エディタで8#100と8進数の数値がOutlineビューでは10進数で表示されています。

PostScriptの例を実行する


hello-world.psを右クリック ー> Run As ー> PostScript Application。


ghostscriptウィンドウ(Current Page)にHello Worldと表示されます。

PostScriptをデバッグする


psファイルの行をダブルクリックしてブレークポイントを設定して、右クリック、Debug As ー> PostScript Application。


Debugパースペクティブに切り替えるか聞かれますので、Switch。

Remember my decisonにチェックをつけると次から聞かれなくなります。


Variablesビューにスタックの中身が表示されます。

辞書スタック、実行スタック、オペランドスタックがあります。

新しい要素は下に追加されていきます。

スタックの他にstateも表示されます。

ユーザー辞書の値を確認する


スラッシュ(/)から始まる文字列は辞書のキーとして認識されて、defがくるとユーザー辞書に格納されます。


ユーザー辞書はdiskstackの下の00002 -userdict-の下にありますが、すでに沢山のキーがあって、とても探しにくいです。

しかも値にあるプロシージャはとても読みにくいです。

/h { s d sin mul } bind def

例えばこのようなプロシージャが値の場合次のように表示されます。

{14 @@$  s 15 @@$ d 16 @@$ sin 17 @@$ mul}

色は私がつけました。

赤色の番号はPostScriptパースペクティブのOutlineビューでの先頭からインデックスに該当しました。

緑色の文字はOutlineビューでの行頭のアイコンが文字化けしているものと思われます。

オペレーターで変更になった状態はVariablesビューのstateで確認できます。

これもその値を探し当てるのは結構大変です。

デバッグ中はshowpageしないと描画されない


Konsoleからgsを起動してstrokeを実行するとCurrent Pageに線が引かれますが、Eclipseのデバッグパースペクティブでステップ実行しているときはshowpageしないとCurrent Pageに描画されません。

これができるともっと便利なのですけど、いまのところ方法がわかりません。

仕方ないので、途中までの描画をCurrent Pageで確認したいときは、Consoleビューで、
stroke
showpage
などとします。

しかしshowpageで描画してしまったら、次にshowpageしたときはその画像は消えてしまいます。

これはある行以降だけの描画を見たいときは、その行でshowpageすれば逆に利用できることになります。

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