(2023.3.20追記。KDE neonにVirtualBox7.0のインストール-p--qにやり方をまとめました。)
VirtualBox5.2では何かの拍子にマウスが使えなくなるときがあって不便だったので、VirtualBox6.0にアップグレードしました。
ちなみに、VirtualBox 6.0.8にしてもゲストOSとホストOSともにKDE neon 5.16.0でも突然マウスが使えなくなる問題は解決していません。
ゲストOSウィンドウの右下のアイコンからマウス統合をオフオンにしても回復しませんでした。
virtualbox.org • View topic - Mouse does not work when installing oracle Linux 6.0.6 on guest machine.
仮想マシンのポインティングデバイスをPS/2マウスからUSBタブレットに変更して解決?
VirtualBox6.0のインストール
Linux_Downloads – Oracle VM VirtualBox
ここからUbuntu 18.04 / 18.10 / 19.04 / Debian 10をクリックして、virtualbox-6.0_6.0.8-130520_Ubuntu_bionic_amd64.debをダウンロードしました。
このdebファイルをダブルクリックするとDiscoverが起動します。
インストールしようとするとVirtualBox5.2のアンインストールをすると言われるのでアンインストールしました。
アンインストールされたパッケージはvirtualbox、virtualbox-ext-pack、virtualbox-qt、virtualbox-guest-additions-isoです。
muonでvirtualbox-dkmsもアンインストールしました。
このあとvirtualbox6.0をインストールしました。
スタート ー> アプリケーション ー> システム ー> Virtual Machine、で起動できます。
Downloads – Oracle VM VirtualBox
ここからVirtualBox 6.0.8 Oracle VM VirtualBox Extension Packをダウンロードして、Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.0.8.vbox-extpackをダブルクリックしてインストールします。
sudo gpasswd -a ユーザー名 vboxusers
アカウントをまだvboxusersグループに追加していないのなら追加しておきます。
ゲストOSでKDE neonを起動できるようにする
BIOSでSecure Bootを有効にしているとそれに引っかかってゲストのKDE neonが起動できません。
このダイアログがでてきますが、sudo /sbin/vboxconfigとしても解決しません。
I am having problems running VirtualBox on my Ubuntu laptop. My laptop is dual boot, and running (Windows 10 - I think, haven't used it in years), as well as Ubuntu 16.0.4 LTS. I have secure boot
ここに書いてある方法で解決しました。
ホストOSで作業します。
sudo -i
mkdir /root/module-signing
cd /root/module-signing
openssl req -new -x509 -newkey rsa:2048 -keyout MOK.priv -outform DER -out MOK.der -nodes -days 36500 -subj "/CN=ログイン名/"
chmod 600 MOK.priv
mokutil --import /root/module-signing/MOK.der
ここで、設定するパスワードの入力を求められますが、これは次に再起動したときに照合するだけなので、適当に忘れないものを設定しておきます。
ホストOSでを再起動します。
再起動時にロゴ画面がでてきたあと青い画面になったらとりあえず何かキーを押します。
Intel NUCでVirtualBoxの仮想マシンの起動-p--q
あとはこの記事の「Secure Bootのパスワードを使う」の通りにして先程設定したパスワードを使います。
で、これだけではまだゲストのKDE neonは起動できません。
#!/bin/bash for modfile in $(dirname $(modinfo -n vboxdrv))/*.ko; do echo "Signing $modfile" /usr/src/linux-headers-$(uname -r)/scripts/sign-file sha256 \ /root/module-signing/MOK.priv \ /root/module-signing/MOK.der "$modfile" done modprobe vboxdrvroot権限でこのシェルスクリプトを/root/module-signingにsign-vbox-modulesという名前で保存します。
/root/module-signingフォルダにあるMOK.privとMOK.derのファイルはそのまま置いとかないといけません。
chmod 700 /root/module-signing/sign-vbox-modules
/root/module-signing/sign-vbox-modules
root権限でこのスクリプトを実行します。
これでゲストOSのKDE neonを起動できるようになりました。
カーネルをアップデートしたあとはこのシェルスクリプトを実行する必要があります。
sudo /root/module-signing/sign-vbox-modules
このあとホストOSの再起動が必要でした。
この方法はグラフィックドライバーのインストールなどにも応用できるそうです。
ゲストOSが起動できたらそのGuest Additionsを6.0のものにインストールし直します。
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