前の関連記事:USBlinuxBean(1)インストール直後のカスタマイズいろいろ
linuxBean設定ウィザードで「仮想ドライブ」にチェックをつけるとgCDEmuがインストールされます。豆ボタン→システムツール→gCDEmu、で起動できますがこれを自動起動にします。さらに仮想ドライブイメージの自動ロードする方法も考えます。
ランチャを~/.config/autostartに入れるとログイン時に自動起動する
何に手間取ったかというとgCDEmuのアイコンがどこにあるのかがわからなかったことです。
豆ボタン→アクセサリ→メニューエディター、で探せると思ったらメニューのシステムツールフォルダの中だけは編集できなくなっていました。
ということで他のデフォルトインストールされているプログラムのランチャの場所が/usr/share/applicationsとわかったのでそこをみてみるとgCDEmuのランチャもありました。
このランチャを~/.config/autostartにコピーしました。
これだけでログイン時にgCDEmuが自動起動するようになりました。
gCDEmuが起動していると右下にアイコンがでてきます。
これを右クリックしても左クリックしても同じ項目のメニューがでてきます。
メニューからDeviceを選択すると設定ダイアログがでてきます。
「Load」ボタンをクリックすると仮想イメージファイルを選択できます。
自動で仮想イメージファイルをロードする
いまのところログインするたびにロードしたいイメージがあるわけではないのですが、gCDEmuだけ起動してもイメージも自動ロードしてくれないと自動起動の便利さも半減するかと思ったので調べてみました。
gCDEmuのOptionタブをみてもそういう項目はみつけられませんでした。
pq@pq-VirtualBox:~$ cdemu -h load usage: cdemu [-h] [--bus BUS] [--version] command ... Command-line CDEmu client. optional arguments: -h, --help show this help message and exit --bus BUS sets D-BUS bus type to use --version show program's version number and exit valid commands: command command help load loads an image to the device create-blank load blank/recordable image to the device unload unloads the device status displays the devices' status add-device creates another virtual device remove-device removes the last virtual device device-mapping displays the device mapping information daemon-debug-mask displays/sets daemon debug mask library-debug-mask displays/sets library debug mask dpm-emulation displays/sets DPM emulation flag tr-emulation displays/sets transfer rate emulation flag bad-sector-emulation displays/sets bad sector emulation flag device-id displays/sets device ID enum-parsers enumerates supported parsers enum-writers enumerates supported writers enum-filter-streams enumerates supported filter streams enum-daemon-debug-masks enumerates valid daemon debug masks enum-library-debug-masks enumerates valid library debug masks enum-writer-parameters prints the list of writer's parameters version displays version information
gCDEmuはCDemuのGUIラッパだそうなので、Terminalでcdemu -hとしてヘルプをみてみてもそういう項目はなさそうですね。
CDemu - ArchWikiにcdemuの使い方の例があったのでコマンドのランチャをつくってそれを自動起動させるようにしてみます。
cdemu load デバイス番号 イメージファイルのフルパス
まずこれを実行してみるとちゃんと仮想ドライブがマウントされてgCDEmuにも反映されました。CDemu - ArchWikiにcdemuの使い方の例があったのでコマンドのランチャをつくってそれを自動起動させるようにしてみます。
cdemu load デバイス番号 イメージファイルのフルパス
イメージファイルのフルパスに空白があるときはダブルクォーテーション"でくくると動きました。
これをlinuxBean(6)Shutterで1クリックで画面キャプチャと同様にしてランチャにします。
このランチャを~/.config/autostartに入れるとlinuxBeanのログイン時に自動で指定したイメージが仮想ドライブに挿入されました。
gCDEmuを起動してなくてもこのランチャだけで仮想ドライブにイメージを自動マウントできました。
linuxBeanでわざわざCDドライブからの起動を強制するソフトはもっていないのでいまのところ使い道がないのですが。
参考にしたサイト
CDemu - ArchWiki
CDemuのコマンドの使用例があります。
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