前の関連記事:Git(11)GitHub GistはGitHubより手軽に使えそう
以下の作業はGit(5)PyCharmでGitを使うでPyCharmでGitHubのプラグインが有効であることを確認してGitHubのアカウントをPyCharmで設定した状態でしています。
コードの一部だけのアップロードも可能
PyCharmからGistへのアップロードはすごく簡単です。
アップロードしたいファイルの中で右クリックしてコンテクストメニューにでている「Create Gist」を選択します。
コードをなにも選択しない状態で右クリックするとそのファイルの内容がすべてアップロードされます。
コードの一部だけアップロードしたいときはその部分を選択した状態でその選択部分のところで右クリックして「Create Gist」を選択するとその選択した部分だけアップロードされます。
Gistの設定ダイアログが現れます。
「Filename」にはデフォルトでそのファイル名が入っています。
Gistにアップロードしたコードは「アカウント名/ファイル名」で管理されます。
ファイル名の拡張子に合わせてコードの言語を判断しSyntaxHighlightしてくれるようです。
「Open in browser」をチェックしているとアップロード後にGistのそのアップロードしたコードのページをデフォルトブラウザで開いてくれます。
アップロード後の編集はウェブサイトでしかできない
アップロード後にすでに同名のファイル名があっても別のものとして登録されます。
ということでローカルで編集したものをアップロードしてもRevisionが更新されるわけではなく、別物として扱われ、URLも別のものになってしまいます。
なのでRevisionsで更新履歴を表示させたいときはGitHub GistのウェブページのEditで更新する必要があります。
PyCharmから更新させたいのならGitHubを使うことになるでしょうね。
PyCharmからアップロードしたGistのindent modeは4 Spacesになっていました。
Secret Gistは「非公開」ではなくリンクを知っている全員が見れる
「Private」をチェックしているとSecret Gistになります。
これは非公開ということではありません。
Picasaウェブ(5)各写真は「リンクを知っている全員」が見れてしまうのPicasaウェブやGoogle+の「リンクを知っている全員」と同じ意味でした。
Secret Gistにはだれでもアクセスできます。URLを知っていれば。
Secret Gistの例。
Public Gistと違うのはGist名の「アカウント名/ファイル名」の「アカウント名」をクリックしたらそのアカウントのGist一覧がでるのですが、Secret Gistは表示されません。
検索にもでてきません。
ログインしてEditボタンをクリックして「Make Public」をクリックするとPublic Gistに変更できますし、その逆も可能です。
Public GistをPrivate Gistに変更してもパーマリンクは変化しませんでした。
「Anonymous」でアップロードしたら削除すらできない?
「Anonymous」をチェックしてアップロードすると「anonymous/ファイル名」という名前でアップロードされます。
https://gist.github.com/anonymous/152e3ae4b68294a23815#file-libreoffice51-py
AnonymousでアップロードするとEditボタンがでてこず編集できません。
Secret GistやPublic Gistへの変更ができません。
アカウント名で管理されないのでURLを記録しておかないとSecret Gistにしていると二度とアクセスできなくなります。
一番の問題は削除する方法がわからないことです。
このAnonymousのGistはウェブページから作る方法もわからず、PyCharmから「Anonymous」をチェックしてアップロードする方法しかわかりません。
これはどういう目的で使うのでしょうかね。
FirefoxだけPyCharmへコピペすると行頭の空白が消えてしまう
FirefoxからSecret Gistの例でコードを選択してPyCharmへコピペすると行頭の空白が全てなくなってしまいます。
コードの右上にある「View Raw」ボタンをクリックしてRaw Dataからのコピペではちゃんと行頭の空白が維持されています。
ChromeやSleipnir4、IE11では「View Raw」にしなくても行頭の空白は消えずにペーストされました。
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