これまでKED neonを使ってきましたがなぜかVirtualBoxの仮想マシンが起動しなくなりホストOSの再インストールを機にUbuntu24.04に乗り換えることにしました。UbuntuもGnome40になり以前より使いやすくなっていそうなことと、KDE neonの日本語入力がなかなか初期設定では動作しないことが理由です。
Intel NUCにUbuntu24.04をインストール
Ubuntuを入手する | Ubuntu | Ubuntu
ここからUbuntu24.04のisoイメージをダウンロードしました。5.8GBもあるのでそれ以上のUSBメモリが必要でした。
Create a bootable USB stick on Ubuntu | Ubuntu
KDE neonにこのStartup Disk Creator をインストールして16GBのUSBメモリにisoイメージを書き込みました。
Intel BXNUC10I5FNHの組み立て-p--q
このIntel NUCにインストールしました。なぜかUSBから起動できなくて四苦八苦しましたが、原因はBIOSの設定でした。
起動時にIntel NUCの表示が出る頃にF2キーでBIOSに入ります。
Boot
Boot Priority
Boot USB Devices Firstにチェック。
つい先日同じマシンにKDE neonをUSB Bootにインストールしたときはこの設定を触った記憶がないのになぜかチェックが外れていました。
これでUSBからの起動が可能となりました。
個人的な設定メモ
この項目は全く個人的な趣向です。
Gnomeソフトウェアのインストール
sudo apt install gnome-software
sudo apt install gnome-software-plugin-flatpak
Ubuntu24.04にプリインストールされている「アプリセンター」はなぜかほしいパッケージがでてこないのでGnomeソフトウェアをインストールしました。
Firefoxの設定
Firefox Quantum: ブックマークを新規タブに開く設定などタブ関連の設定-p--q
現在見ているページは開いたまま新しいページを開くのが好きです。
Blogger:リンクのコピー(5)Firefox QuantumではFoxy Gesturesを使う-p--q
ブログにリンクを貼り付けるのに便利です。
Synaptic Package Managerのインストール
パッケージの管理にはGUIのSynaptic Package Managerを使います。
sudo apt install synaptic
ゲストOSではsynapticは動くがsudo synapticは文字化け
Synaptic Package Manager Visual Bug (can't see almost anything) : r/debian
sudo font-manager
"dbus-launch"の起動に失敗しました。
sudo apt install dbus-x11
で"dbus-launch"の起動に失敗しました。は出てこなくなったが文字化けは改善せず。
VirtualBoxのインストール
Intel NUCにインストールしたUbuntu24.04にVirtualBoxをインストールします。
sudo apt install virtualbox
7.0.16がインストールされました。
Index of http://download.virtualbox.org/virtualbox
ここから7.0.6のフォルダをみて
VBoxGuestAdditions_7.0.16.iso
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.16.vbox-extpack
この2つのファイルをダウロードしておきます。
VirtualBoxを起動して機能拡張ー>インストール。
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.16.vbox-extpackを選択してインストールします。
isoファイルは次に使います。
さらにホストOSでユーザーをvboxusersグループに追加します。
sudo gpasswd -a ログイン名 vboxusers
これはゲストOSでUSB機器を使えるようにするためです。
VirtualBoxにUbuntu24.04をインストール
VirtualBoxで仮想マシンー>新規。
下のエキスパートモードボタンをクリック。
仮想マシン名を入力してUbuntu24.04のインストールisoファイルを選択します。
自動インストールの項目は設定しても反映されませんのでスキップしてもよいかと思います。
ハードウェアでは仮想マシンに割り当てるメモリーとプロセッサー数を指定します。
ハードディスクでは割り当てるハードディスク量を指定します。使用した分しか容量を取られないので100GBを割り当てています。
完了ボタンをクリックするとインストールが始まります。
仮想マシンを起動しようとすると /sbin/vboxconfigの実行を求められるかもしれません。
/sbin/vboxconfigを実行すると途中パスワードの設定を求められそれを設定するとホストOSを再起動します。
Intel NUCでVirtualBoxの仮想マシンの起動-p--q
あとはこの「Secure Bootのパスワードを使う」と同じ作業をすると仮想マシンを起動できました。
Linux_Downloads – Oracle VirtualBoxからVirtualBoxのdebファイルをダウンロードしてインストールしたときは求められましたが、sudo apt install virtualboxでインストールした場合はもとめられないのかもしれません。
またカーネルのアップデートに伴って、virtualbox-dkmsの再インストールや VirtualBox6.0のインストール-p--qにあるようなsign-vbox-modulesを作成しておかないと仮想マシンの起動が不可能になるかもしれませんが、とりあえずはそうなってからまた考えることにします。
ゲストOSのUbuntuは既定の選択でインストールしました。
ゲストOSにGuest Additionsをインストール
仮想マシンの設定ー>ストレージ、でVBoxGuestAdditions_7.0.16.isoを指定して仮想マシンを起動します。
sudo apt install build-essential
Guest Additionsのインストールにはゲストにbuild-essentialのインストールが必要でした。
sudo sh VBoxLinuxAdditions.run
あとはこれでGestAdditionsがインストールできました。
modinfo vboxguest
VirtualBoxのversionが確認できればインストール完了です。
半年ほどUbuntu24.04を使ってみましたがデフォルトアプリが少なくて意外と手間がかかるのとUIが馴染めなくてDebian12.11 Cinnamonに乗り換えました。
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