linuxBean14.04の次はKDE neonに乗り換え-p--qから6年間使ってきたKDE neonですが日本語入力の設定に難渋したりMuon package managerが廃止とかするので乗り換えることにします。UbuntuでもよかったのですがVirtualBoxのゲストOS内のSynaptic Package Managerのフォントが壊れる現象が解決できないこととアプリセンターがかなり貧弱なのでやめました。Debian12.9のLXDEは今後のwaylandへの対応が不安なのでXfceにすることにしましたがテーマの変更が手間なので結局Cinnamonにすることにしました。
Debian12.9のインストールイメージの取得
Debian -- The Universal Operating System
ここからdebian-12.9.0-amd64-netinst.isoをダウンロードしました。
662.7MBしかありません。Ubuntu24.04.1のインストールイメージは6.2GBもありますのに。
VirtualBoxのインストール
VirualBoxはsudo apt install virtualboxでUbuntu24.04にインストールしたものです。
7.0.16がインストールされました。
Index of http://download.virtualbox.org/virtualbox
ここから7.0.16のフォルダをみて
VBoxGuestAdditions_7.0.16.iso
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.16.vbox-extpack
この2つのファイルをダウロードしておきます。
VirtualBoxを起動して機能拡張ー>インストール。
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-7.0.16.vbox-extpackを選択してインストールします。
さらにホストOSでユーザーをvboxusersグループに追加します。
sudo gpasswd -a ログイン名 vboxusers
これはゲストOSでUSB機器を使えるようにするためです。
仮想マシンの作成
VirtualBoxで仮想マシンー>新規。
下のエキスパートモードボタンをクリック。
ISOイメージで先程ダウンロードしたDebian12.9のisoファイルを指定するとタイプとバージョンが自動選択されます。
自動インストールは動かないのでスキップします。
ハードウェアでは仮想マシンに割り当てるメモリーとプロセッサー数を指定します。
ホストの搭載メモリの半分を与えています。
ハードディスクでは割り当てるハードディスク量を指定します。使用した分しか容量を取られないので100GBを割り当てています。
完了ボタンをクリック。仮想マシンのその他の設定はゲストOSをインストールしてからやることにします。
VirtualBoxにDebian12.9をインストール
仮想マシンを起動するとDebianのインストーラが立ち上がります。
矢印キーでInstallを選択してEnter。
日本語を選択してEnter。
このインストーラはDebian1.2 とかDebian1.3の頃と変わっていない気がしてすごく懐かしいです。当時は各家庭にインターネットは普及していなかったのでFujisu Deskpowerを大学の研究室に持ち込んで夜中にせっせとインストールしていたものです。
FM-DESKPOWER H/SX/S Product Information - AzbyClub サポート : 富士通
これのDeskpower SのWin95モデルだったような記憶。日本橋の路地裏に山積みされたものを8万円ぐらいで購入したもののモデムが動かないとか不具合が多くて結局SEに交換してもらったような気もします。
それもまたBIOSの不具合でROMの交換をした記憶もあります。
場所の選択も日本を選択。
キーボードの設定は日本語を選択。
ホスト名はデフォルトのままdebianにしました。これがWindowsでいうマシン名に相当します。
ドメイン名は空白のままにしました。
Ubuntuにならってrootは使わずsudoを使うのでrootのパスワードは入力せず<続ける>。
ユーザー名とパスワードを設定。
パーティショングはディスク全体を使う。
すべてのファイルを1つのパーティションに。
アーカイブミラーはftp.nara.wide.ad.jpを選択(単に大阪の隣の県だからという理由)。
Cinnamonを選択します。
GNOME,Xfce,GNOME Flashback,Cinnamon,MATE,LXDEがGTKで、
KDE Plasma,LXQtがQtですね。
Grubは起動ドライブにインストール。
インストールが完了して再起動します。
日本語の入力もできました。
FirefoxとLibreOfficeも入っています。
ゲストOSにGuest Additionsをインストール
仮想マシンの設定ー>ストレージ、で空ディスクの属性からVBoxGuestAdditions_7.0.16.isoを指定します。デスクトップにVBox_GAs_7.0.16というアイコンはでてこないのでファイルマネージャーのNemoで開きます。
右クリック→ここで端末で開く。
sudo sh VBoxLinuxAdditions.run
GestAdditionsのインストールが始まります。
プロンプトが表示されればインストール完了です。再起動をしなくても有効なようです。
XfceのときにGestAdditionsのインストール前にUSB3.0を有効化してしまうとreloading kernel modules and servicesでハングアップしました。
ハングアップしても仮想マシンを強制シャットダウンして再起動するとGuest Additionsはちゃんと動いてクリップボードの共有とかウィンドウサイズの追随はできていました。
GestAdditionsがインストールされているかの確認
modinfo vboxguest
この方法はmodinfoがないといわれて使えなかったのでHow can I tell if the VirtualBox guest additions were installed on an Ubuntu VM? - Ask Ubuntuの方法で確認しました。
/usr/sbin/VBoxService --version
これでバージョンが出力されればインストール済です。
仮想マシンの設定
仮想マシンをシャットダウンしてVirtualBoxマネージャーで仮想マシンを右クリック->設定。
クリップボードの共有とドラッグ&ドロップを双方向にします。
ビデオメモリーは最大の128MBを割り当てて3Dアクセラレーションを有効化にチェックを入れます。
ネットアダプターの割当はブリッジアダプターにしています。
USB3.0を選択します。これの設定をGuestAdditionsのインストール前にするとGuestAdditionsのインストールが途中で止まります。
共有フォルダも自動マウントにしておきます。
これでインストール完了です。
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