前の関連記事:linuxBean14.04(3)LibreOfficeをPPAからインストール
linuxBean(12)PyCharm4のインストールではDownload JetBrains Python IDE :: PyCharmからtar.gzファイルをダウンロードしてインストールしましたが、PyCharmもSynapticパッケージマネージャからインストールできることがわかりました。
Synapticパッケージマネージャに既に登録指定あるGetDebリポジトリからインストール
PyCharmのPPAがないか検索したところUbuntuUpdates - Package "pycharm" (vivid 15.04)がでてきました。
Download JetBrains Python IDE :: PyCharmと同じバージョンが使えるようです。
PyCharmパッケージはGetDeb AppsのPPA(UbuntuUpdates - PPA: GetDeb Apps)に含まれるそうで、linuxBean14.04に該当するバージョンTrustyのGetDeb Appsのリポジトリのアドレスdeb http://archive.getdeb.net/ubuntu trusty-getdeb appsをSynapticパッケージマネージャに登録すればよいのかな、と思ったのですが、linuxBean14.04にはすでにhttp://ftp.heanet.ie/mirrors/www.getdeb.net/getceb/ubuntu/ trusty apps というリポジトリが登録してあったのでそのまま使うことにしました。
(2015.6.22追記。ftp.heanet.ieはエラーがでるようになったので削除してarchive.getdeb.netの方を使うことにしました。)
Synapticパッケージマネージャの「由来」ボタンをクリックして上の枠からtrusty-getdeb/main (ftp.heanet.ie) を選択します。
pycharmをインストール指定にするとpycharm-dataもインストール指定になります。
あとは「適用」ボタンをクリックするだけでインストール完了です。
簡単ですね。
PyCharmからLibreOfficeを動かせるようにPyChamを設定する
(2015.4.29追記。以下はLibreOfficeをPPAからインストールした場合の設定です。直接debファイルをダウンロードしてインストールしたLibreOfficeではlinuxBean(12)PyCharm4のインストールのようにシステムPythonではなく、バンドルPythonに設定します。)
linuxBean(12)PyCharm4のインストールでしたPyCharmからExport Settingで設定ファイルをエクスポートして、今回インストールしたPyCharmの起動画面→Cofigure→Import Settignsで設定ファイルをインポートしました。
Configure→Settingsで確認するとPluginsの設定が引き継がれていませんでした。
さらにDefault Project → Project Interpreter、の設定も引き継がれていませんでした。
LibreOfficeのインストール方法を変えたのが原因ですので、再設定します。
linuxBean(11)LibreOfficeのインストールのときは/opt/libreoffice4.3/program/python を指定したのですが、今回LibreOfficeのインストール先の/usr/lib/libreoffice/programをみてもpythonがありません。
LibreOffice(29)Pythonインタプリタの置き換えは断念で作ったversion_check.pyでLibreOfficeからPythonマクロを実行したときはどのインタープリターが使われるのか確認することにしました。
まずLibreOfficeのマイマクロフォルダを作成します。
/home/ユーザー名/.config/libreoffice/4/user/Scripts/python
PyCharmでとりあえずここにプロジェクトを作成します。
インタープリターは/usr/bin/python3.4にしました。
#version_check.py import sys def version_check(): oDoc = XSCRIPTCONTEXT.getDocument() oText="Pythonインタプリタのバージョン\n"+sys.version+"\n\n" oText=oText+"Pythonインタプリタの絶対パス\n"+sys.executable+"\n\n" oText=oText+"Pythonモジュール検索パス\n"+"\n".join(sys.path) oDoc.getText().setString(oText) if __name__ == "__main__": import unopy XSCRIPTCONTEXT = unopy.connect() if not XSCRIPTCONTEXT: print("Failed to connect.") sys.exit(0) version_check()これをLibreOfficeのWriterから実行します。
豆ボタン→オフィス→LibreOffice Writer。
ツール→マクロ→マクロの管理→Python。
マイマクロ、version_check、version_checkで実行します。
Pythonインタプリタのバージョン
3.4.0 (default, Apr 11 2014, 13:08:54)
[GCC 4.8.2]
Pythonインタプリタの絶対パス
/usr/bin/python3
Pythonモジュール検索パス
/usr/lib/libreoffice/program
/home/pq
/usr/lib/python3.4
/usr/lib/python3.4/plat-i386-linux-gnu
/usr/lib/python3.4/lib-dynload
/usr/local/lib/python3.4/dist-packages
/usr/lib/python3/dist-packages
/usr/lib/libreoffice/program
3.4.0 (default, Apr 11 2014, 13:08:54)
[GCC 4.8.2]
Pythonインタプリタの絶対パス
/usr/bin/python3
Pythonモジュール検索パス
/usr/lib/libreoffice/program
/home/pq
/usr/lib/python3.4
/usr/lib/python3.4/plat-i386-linux-gnu
/usr/lib/python3.4/lib-dynload
/usr/local/lib/python3.4/dist-packages
/usr/lib/python3/dist-packages
/usr/lib/libreoffice/program
LibreOfficeのPythonマクロはシステムPythonを使っていますね。
ということでPyCharmのインタープリターの指定は/usr/bin/python3.4のままでよいとわかりました。
SettingsのProject Interpreterの項目をみるとInstall packaging toolsが促されるのでインストールしました。
pipとsetuptoolsがインストールされたようです。
「Latest」に記載がある項目を選択して右の↑ボタンをクリックするとそれぞれのパッケージのアップグレードできるようです。
deferはLatestの方がバージョンが遅れているのはなぜでしょう?
まだよくわからないのでどれもバージョンアップせずに様子をみることにしました。
PyCharmからLibreOfficeを動かせるようにLibreOfficeを設定する
linuxBean(13)LibreOfficeとPyCharm4の連携設定と同じようにしてLibreOfficeの起動方法を変更します。
/home/ユーザー名/.local/share/applicationsで右クリック→新規作成→Shortcut。
適当な名前でショートカットを作成します。
libreoffice "-accept=socket,host=localhost,port=2002;urp;StarOffice.ServiceManager"
コマンド欄にはこのコマンドを入れます。
このアイコンからLibreOfficeを起動してそこからWriterを起動して、LibreOffice(4)PyCharmからLibreOfficeを動かす(オートメーション)のunopy.pyとtest.pyでPyCharmからPythonマクロを動かすことができました。
(2015.6.21追記。Selecting the JDK version the IDE will run under : JetBrains SupportにはOracle版JDKが推奨されていますが、linuxBean14.04(33)失敗したLibreOfficeSDKの例を再make:その1でOpenJDKのインストールが必要でしたのでOracle版JDKをアンインストールしました。
OpenJDK7でPyCharmを起動しています。)
参考にしたサイト
Download JetBrains Python IDE :: PyCharm
PyCharmのダウンロードサイト。
UbuntuUpdates - Package "pycharm" (vivid 15.04)
PyCharmもSynapticパッケージマネージャにあるGetDebリポジトリからインストールできました。
0 件のコメント:
コメントを投稿