前の関連記事:linuxBean14.04(1)VirtualBoxにインストール
linuxBean設定ウィザードで基本的なソフトウェアをインストールし、残りで可能なものはなるべくPPAでインストールします。LibreOfficeは最新版を使いたいのでlinuxBean設定ウィザードのオフィスセットではなくPPAでインストールします。
linuxBean設定ウィザードでソフトウェアを追加する
linuxBeanのメニュー→設定→linuxBean 設定ウィザード。
linuxBean(3)「linuxBean設定ウィザード」で基本ソフトをインストールのときと少し項目が変化しています。
今回は「印刷セット」「ファイル共有セット」「Google Chrome」「IME強化辞書」「スクリーンセーバー」「
それぞれこれまでに12.04でやった記事へのリンクを書いておきます。
「IMEの変換」 12.04で変換辞書に不満があったのでインストールすることにしました。
「印刷セット」 プリンターで印刷するためです。
(linuxBean(14)ネットワークプリンタDocuPrint C3350で印刷をする)
「ファイル共有セット」 Windowsとファイル共有するためです。
(linuxBean(18)WindowsからlinuxBeanの共有フォルダをみる)
「Google Chrome」 動画やPDFファイルをみるのでブラウザはChromeを使います。
(linuxBean(22)デフォルトのブラウザをChromeに変更する)
「スクリーンセーバー」 画面のロックをするためです。
(linuxBean(7)画面のロックをする)
「V2C」 デフォルトインストールされている2chブラウザJDが2015年3月から使えなくなってしまいましたのでその代わりに使います、、、と思ったらlinuxBean14.04に入っている2chブラウザJDでは普通にアクセスできたのでV2Cのインストールはやめました。
(linuxBean(10)2ch ブラウザ JD)
(linuxBean(12)PyCharm4のインストール)
(2015.6.21追記。LibreOfficeSDKの例でOracle版JDKがあると動かないものがあったのでアンインストールしました。linuxBean14.04(33)失敗したLibreOfficeSDKの例を再make:その1参照。PyCharmは問題なく動きましたが、NetBeansは再設定が必要でした。linuxBean14.04(25)NetBeans8とLibreOffice5のインストール参照。)
「コード用等幅フォント」 とりあえずインストールしてみました。
Rictyフォントがインストールされました。
(linuxBean14.04(25)NetBeans8とLibreOffice5のインストールで使いました。)
「IMEの変換」 のインストール時にこんな表示がでてきました。
インストールしたソフトウェアの設定を行う
プリンターの設定
linuxBean(14)ネットワークプリンタDocuPrint C3350で印刷をすると同じやり方でいけました。
Windowsからアクセスできるフォルダを作成する
linuxBean(18)WindowsからlinuxBeanの共有フォルダをみる
この通りにやればできました。
Windowsから最初にアカウント名とパスワードを入力するときに待たないといけないことは12.04のときと同じです。
ファイアウォールはデフォルトではオフになっており設定の必要はありませんでした。
ファイアウォールを有効にするときは以下のようにします。
linuxBeanのメニュー→設定→ファイアウォールの設定ツール。
「Status」のところをクリックして「オン」。
ルールのところの追加ボタンがクリックできるようになりますのでそれをクリック。
サービスのApplicationのとこからSambaを選択します。
なぜかSAMBAが2つでてきますがとりあえず上のほうを選択しました。
「追加」ボタンをクリックするとルールが追加されます。
linuxBean(18)WindowsからlinuxBeanの共有フォルダをみるでしたときはtcpの135もポート解放されていましたが、なくてもよいようです。
Google Chromeをデフォルトのブラウザに設定する
linuxBean(22)デフォルトのブラウザをChromeに変更するの通りにできました。
mimeapps.listの「opera-browser.desktop」を「google-chrome.desktop」にLeafpadで置換しようとするとなぜか「opera-browser.desktopgoogle-chrome.desktop」に置換されてしまうところまで一緒でした。
(2015.5.10追記。VirtualBoxにインストールした場合だけChromeの開発者ツールでマウスに反応しない部分が発生するようです。
私の場合は折り畳んだ部分を展開したときあとに戻せなくなったり、枠の大きさの変更ができませんでした。
Issue 456222 - chromium - Mouse integration in Virtualbox completely broken - An open-source project to help move the web forward. - Google Project Hosting
ここに書いてあるようにChromeを --touch-devices=123 とオプションをつけて起動することで問題解決しました。
VirtualBox:4.3.26
linuxBean:14.04
Chrome:42.0.2311.90
/usr/bin/google-chrome-stable --touch-devices=123 %U
コマンド部分をこのようにしたランチャを作成しました。
mimeapps.listもこのランチャのファイル名で置換してしまいます。)
画面をロックするアイコンを作成する
linuxBean(7)画面のロックをするの通りに画面のロックするアイコンが作れました。
ただそアイコンのショートカットの名前は「.desktop」という部分をつけないとメニューには登録されませんでした。
スクリーンセーバーのうちAtlantisをはじめいくつかが動きません。
プレビューするとこのようなエラーメッセージが表示されます。
-marchというオプションに互換性がなくなったようです。
他の実機にインストールしてみたところ同じ問題は起こりませんでしたので、VitrualBoxのディスプレイドライバ固有の問題のようです。
これで今回インストールしたソフトウェアの設定ができました。
linuxBean(4)ランチャのアイコンの変更でやったようにあとはランチャに登録したアイコンの変更をしておきました。
12.04に比べるといろいろ便利になったと思います。
アクセサリーのところに「ファイル検索」と「メニューエディター」が増えました。
iPod touchとVirutalBoxのゲストOSのlinuxBean14.04はlinuxBean12.04とiPod touch(iOS6.1.3)をLightning-USBで接続の通りにしてみましたが idevicepair unpair && idevicepair pair を実行すると「unhandled error code -2」 とでてきて接続できませんでした。
(2015.4.26追記。linuxBean14.04(5)iPod touch(iOS6.1.3)をLightning-USBで接続で解決しました。)
その他の設定
起動時メニューの表示時間を変更する
豆ボタン→設定→Grub Customizer。
「Boot default entry after」の数字が起動時メニューの表示秒数です。
これを変更して「保存」して終了します。
仮想デスクトップの数を変更する
豆ボタンの右横にあるボタンをクリックすると仮想デスクトップの切替ができます。
これの数を変更します。
豆ボタン→設定→Openbox Configuration Manager。
デスクトップのタブにあるデスクトップの数を変更して閉じます。
デスクトップの数が1つのときは仮想デスクトップの切替をする必要がありませんので、豆ボタン横のアイコンを右クリックして、「パネルから"デスクトップページャ"を削除する」でアイコンを削除しました。
アイコンを復活させたいときはメニューバーの上で右クリック→「パネルアイテムの追加・削除する」。
「追加」ボタンで「デスクトップページャ」を選択し、「上へ」ボタンで「メニュー」の下に移動させます。
右下に表示される時計の表示形式を変更する
上記の「パネルの設定」で「デジタル時計」を選択した状態で「編集」をクリック。
「時計表示のフォーマット」の%yを%Yに変更しました。
西暦が4桁で表示されるようになりました。
参考にしたサイト
Issue 456222 - chromium - Mouse integration in Virtualbox completely broken - An open-source project to help move the web forward. - Google Project Hosting
VirtualBoxのゲストOSのChromeの開発者ツールでマウスが反応しない場合の解決方法。
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