linuxBean(2)12.04をVirtualBoxにインストール以来linuxBean12.04を使ってきましたが、Googleドライブとフォルダを同期するGrive Toolsが12.04では対応していませんでした。さらに最近PPAというものを知りました、、、いろいろ入れ換えたいソフトもあるのでこれを機会に14.04に乗り換えることにしました。
(2015.4.27追記。Grive Toolsは2015.4.20限りで使えなくなったようですね。Ubuntu Google Drive Client with Grive and Grive Tools | How To | The Fan Club | dynamic design solutions)
(2015.4.4追記。Googleドライブにアクセスするよいソフトをみつけました。linuxBean14.04(102)google-drive-ocamlfuseのインストール参照。)
VirtualBoxで仮想マシンを作成する
VirtualBoxをWindows7 Home Premiun 64bitにインストールでインストールした4.3.14を4.3.26にアップデートしたVirtualBoxを使います。
新規ボタンをクリック。
実機に近い環境にしたいので32bitを選択しました。
メモリーサイズは1024MBにしました。
仮想ハードドライブを作成する。
半年ぐらい使ってみて特に支障はなかったのでデフォルトのVDIのままにしておきます。
スナップショットを多用して多数のテスト環境を作るのでディスクの消費量は少ないに越したことはありません。可変サイズを選択。
前回8GBにして容量不足に悩まされたので今回は30GBにしました。
これで仮想マシンの作成完了です。
インストールディスクイメージbean14042-150406.isoをマウントする
linuxBean (リナックスビーン) プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JPからlinuxBean14.04の最新のディスクイメージbean14042-150406.isoをダウンロードします。
linuxBean(2)12.04をVirtualBoxにインストールとあとは同じですが簡単に書いておきます。
インストールしたい仮想マシンを選択した状態で設定をボタンをクリック。
ストレージを選択して、CD/DVDドライブの横のディスクアイコンをクリック→仮想CD/DVDディスクファイルの選択。
ダウンロードしたbean14042-150406.isoを選択します。
これでインストールディスクのマウント完了です。
linuxBean14.04をVirtualBoxの仮想マシンにインストール
仮想マシンの起動ボタンをクリック。
左上にでてくるlinuxBean14.04のインストールアイコンをダブルクリック。
あとはデフォルト設定のまま次々に選択していけばインストールが完了します。
「コンピューターの名前」はlinuxBean(20)Samba:コンピューターの名前は15文字以内がよいに従って15文字以内にしておきます。
インストール時間は10分もかかりませんでした。
インストールが完了したら指示通り「今すぐ再起動する」ボタンをクリック。
ここから動きませんね。
12.04のインストールのときはインストールCDを取り出してEnterキーを押せという指示がでたのでその通りにします。
仮想マシンのCDドライブをみるとすでにインストールディスクは取り出されていました。
Enterキーを押しても反応がありません。
しかたないので仮想マシンのメニューからリセットしました。
リセットするとlinuxBean14.04が立ち上がりました。
Guest Additionsのインストール
このGuest AdditionsというのはVirtualBoxのツールです。
あとから気がつきましたがlinuxBean設定ウィザードに「VirtualBox(ゲスト)」という項目があるので、それはGeust Additionのインストールのことかもしれません。(未確認)
Guest Additionsのインストールのやり方はlinuxBean(15)VirtualBoxのホストOSとクリップボードを共有すると同じです。
インストールしておかないと何かと不便ですのでまずはこのGuest Additionsをインストールします。
VirtualBoxのウィンドウのメニューから、デバイス→Guest AdditionsのCDイメージを挿入。
リムーバルメディアの挿入のダイアログから「ファイルマネージャで開く」を選択。
ファイルマネージャのメニューから、ツール→「現在のフォルダを端末で開く」。
開いたTerminalからsudo sh VBoxLinuxAdditions.run を実行します。
インストールが完了して次のプロンプトがでてくるまで暫く待ちます。
そこそこ時間がかかります。
インストールが完了したらGuest Additionsのインストールディスクは取り出します。
linuxBean(15)VirtualBoxのホストOSとクリップボードを共有するの通りクリップボードの共有の設定をします。
これでVirtualBoxへのlinuxBean14.04のインストール完了です。
(2020.7.30追記。 VirtualBox6.1.10以上のゲストOSにインストールすると画面の自動リサイズが利かなくなっています( VBoxClient: Could not find symbol address – Ahmed AbdelFattah Blog !)。
VBoxClient: Could not find symbol address (x11Context.pXRRGetMoitors)というエラーもでてきます。
6.1.12でも解決していません。)
ネットワークアダプタを割り当てる
Geust Additionをインストールして再起動するとなぜかネットワークがつながらなくなっていました。
VirtualBoxマネージャーのネットワークの項目をみてみると「未割り当て」になっています。
デフォルトでは「NAT」になっていたはずですが、ホストOSと同じネットワーク空間につなぎたいので「ブリッジアダプター」にしました。
ところがこれでもネットワークにつながらなく、「高度」の項目の「ケーブル接続」をチェックしたらようやくつながりました。
ホストOSのマシンはワイヤレスネットワークアダプタを無効にしてケーブル接続にしているのでこういうややこしいことになったのかもしれません。
OSのアップデートをする
linuxBean(9)OSをアップデートするでやった12.04のときと違ってメニューの名前が変わっていました。
linuxBeanのメニュー→設定→ソフトウェアの更新。
アップデートするソフトウェアの検索が始まります。
「今すぐインストール」でインストールが始まります。
Ubuntuの部分のアップデートが完了したら今度はlinuxBeanのスクリプトの更新も行います。
linuxBeanのメニュー→設定→linuxBean スクリプトの更新。
通常はすべてにチェックしてアップデートします。
(2015.10.11追記。/etc/apt/sources.listを更新するとSynapticパッケージマネージャで手動で追加したリポジトリが消えてしまうことがわかりましたので、これは更新しないことにしました。linuxBean14.04(9)node.jsとBracketsのインストールのBracketsのPPAが消えました。)
これでこの仮想マシンは今後のベース用としておいておき、今後はVirtualBox仮想マシンの複製を作るの方法でこれのクローンを作ってそれで作業をします。
(2015.6.6追記。「ソフトウェアの更新」をするとエラーが発生しました。
W: 署名照合中にエラーが発生しました。リポジトリは更新されず、過去のインデックスファイルが使われます。GPG エラー: http://geekconnection.org quantal InRelease: クリアサインされたファイルが有効ではなく、'NODATA' を得ました (認証にネットワークが必要?)http://geekconnection.org/remastersys/ubuntu/dists/quantal/InRelease にあるリポジトリがなくなったようです。
W: http://geekconnection.org/remastersys/ubuntu/dists/quantal/InRelease の取得に失敗しました
W: いくつかのインデックスファイルのダウンロードに失敗しました。これらは無視されるか、古いものが代わりに使われます。
これは豆ボタン→設定→Remastersys、というリマスタリングツールのリポジトリのようですがもう更新されなくなったようです。
豆ボタン→設定→ソフトウェアソース、でhttp://geekconnection.org/remastersys/ubuntu quantal main を削除して「再読込」をして待っていても一向に処理が終わる気配がありません。
豆ボタン→システムツール→タスクマネージャ、でタスクをみてもCPU使用率0%で全くなにもしていなさそうなので、linuxBeanを再起動しました。
Synapticパッケージマネージャで「再読込」をし直すと問題なくリポジトリの読み込みが終了しました。
再度「ソフトウェアの更新」をしました。
すると今度はvbamがどうのこうのというエラーが出てきます。
Synapticパッケージマネージャの左下でカスタムフィルタをクリックして、上にでてくる「破損」をクリック。
vbam-gtkがでてくるので右クリック→完全削除指定。
vbam-gtkはNintendo Game Boy Advance emulatorだそうです。
自分でインストールした記憶はないのですけど。
再度「ソフトウェアの更新」でようやくエラーがなく完了しました。)
参考にしたサイト
Grive Tools : The Fan Club
Linux用のGoogle製Google Driveツールはないのでその代わりに使います。12.04では使えません。
UbuntuのPPAて何? [Linuxの使い方] All About
公式レポジトリにないものはPPAからインストールしたほうが管理が楽です。
linuxBean (リナックスビーン) プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
とても使いやすいLinuxです。
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