Debian12.9のCinnamonデスクトップ環境でプリインストールされたアプリ一覧です。
Cinnamonのバージョンは5.6.8です。左下のスタートボタンを右クリックー>設定、メニュー、メニューの編集、でアプリ一覧をキャプチャしています。アイテムのないメニューの中身はキャプチャーしていません。チェックが入っているアイテムがスタートボタンからのメニューで表示される項目です。メニュー編集とスタートボタンからの表示でメニューの順番が一致していません。メニューの順番はあいうえお順以外には変更できないのかもしれません。
システム管理
GDebiパッケージインストーラー
debファイルのインストール時に使用します。
Parental Controls
ゲーム機のようにParental Controlsがあるのは驚きですね。malcontent-controlというコマンドでPhilip Withnall / malcontent · GitLabにサイトがあります。アプリの使用を制限できるようですがブラウザで何でも見れるのに効果があるのでしょうか。そもそもLinuxを使いこなせる子どもに通用するのかという疑問もあります。
Synapticパッケージマネージャ
これはパッケージ管理に必須ツールと思いますがUbuntuには入っていないですね。
Zutty
ターミナルエミュレーターのようですがError: Compiling compute shaderと言われて起動できません。
Zutty - Frequently Asked Questions
グラフィックボードの問題でVirutalBoxでの起動は難しいようです。
システムモニター
Windowsでは昔よく使っていました。
ソフトウェア
システムのアップデートやアプリケーションのインストールとアンインストールができます。
早速Zuttyをアンインストールしようとしましたがインストール一覧にZuttyはありませんでした。
ユーザーとグループ
ユーザーをチェックボックスでグループに追加できるのは便利そうです。
ログ
システムモニターと同様にこれも「使わないといけない状況」になりたくないものです。
印刷設定
LAN上のプリンター一覧が表示されます。表示されているプリンターがどの部屋のどの場所にあるのか?を表示する機能をつけてほしいものです。職場だと同名の機種が複数ありどれがどれかよくわかりません。
端末
Gnome端末です。
How do I find out what shell I am using on Linux/Unix? - nixCraft
linuxBean14.04(114)「./myscript」「myscript」「source myscript」「. myscript」の違い-p--q
これらを参考にするとシェルはbashのようです。
設定
Anthy辞書管理
日本語入力はデフォルトでMozcになっているので不要のはずですしそもそもanthy自体がインストールされていないと思います。
Bluetoothマネージャー
Bluetoothの設定
Mozcの設定
日本語入力の設定。辞書の登録などもできます。
Software&Updates
これはリポジトリの設定をするためのものでソフトウェアの検索やアップデートはシステム管理のソフトウェアで行えます。
cotribとnon-freeのリポジトリを追加してSource codeは外しました。
お気に入りのアプリ
デフォルトの関連付けの設定ができます。
アカウントの詳細
自分のアカウント名やパスワードの変更ができます。
アプレット
アプレットの管理
ウィンドウ
ウィンドウの設定
ウィンドウのタイル表示
ウィンドウのスナップ表示も設定できます。
オンラインアカウント
Googleドライブなどへの接続。
キーボード
キーボードショートカットなどの設定。
グラフィックタブレット
タブレットでの設定
サウンド
起動音などの設定
システム情報
システムのスペック表示
システム設定
システム設定のアイコンが並んでいます。設定のメニューにはこれだけ表示させれば十分に思います。
ディスク、プリンター、ユーザーとグループは設定メニューにはないものですが、ディスクはアクセサリ、プリンター、ユーザーとグループはシステム管理にあるものです。
逆にAnthy辞書管理、Mozcの設定、Softwares&Updates、高度なネットワーク設定、 入力メソッドはこのシステム設定の中に含まれていません。
スクリーンセーバー
ロック場面の設定もできますがスクリーンセーバーの種類はここでは選択できません。
テーマ
Windows10風とかWindowsXp風とかiOS-X風のテーマを選択できますが人気度は高くないです。そもそもKDE neonのようにワンクリックでテーマが変更できるというわけではないようです。
ディスプレイ
解像度などの設定
デスクトップ
ゴミ箱アイコンなどをデスクトップに表示させる設定ができます。
デスクレット
デスクトップに表示させるアプレット。
ネットワーク
ネットワーク設定
パネル
パネルの設定
フォントの選択
ウィンドウタイトルなどのフォントが設定できます。
ホットコーナー
画面の隅にマウスをもっていくだけで起動できるアクションがあるようです。
マウスとタッチパッド
マウスなどの設定。
ユーザー補助
スクリーンリーダーや拡大表示などできるようです。スクリーンリーダーをオンにするとアルファベットを読み上げてくれますがひらがなまジャパニーズレター、漢字はチャイニーズレターとだけ言っているように思えます。
ワークスペース
Control+Alt+Up で一覧が表示されるワークスペースに関する設定。
デフォルトでは「ワークスペースの画面表示を有効化」がオンになっていますがそれをオフにしてお何が変わるのかよくわかりませんでした。
一般
デフォルトでは「メモリを使いすぎたらCinnamonを再起動する」が有効になっています。
拡張機能
この拡張機能とアプレットとデスクレットの棲み分けがよくわかりません。デフォルトでは拡張機能は何も入っていませんでした。
個人情報
最近使ったファイルを記憶するかの設定。Windows10だとクイックアクセスに勝手に表示されて冷や汗をかくやつですね。
高度なネットワーク設定
デスクトップのネットワークアイコンからアクセスするよりも設定項目が多いです。
視覚効果
これをオフにすると挙動が軽くなるというやつですね。
自動開始させるアプリ
VirtualBoxのゲストにGuestAdditionsがインストールされているかはここでvboxclientが含まれているかで確認できますね。
色
モニタとプリンターの色のプロファイルを設定できるようです。
通知メッセージ
画面の右上に大きく出てくるメッセージの設定。
電源管理
ディスプレイの電源オフやサスペンドまでの時間が設定できます。
日付と時刻
タイムゾーンなどの設定。
入力メソッド(im-config)
IMを切り替えるときに使います。
Debian系で複数のIM(インプットメソッド)を立ち上げる #Linux - Qiita
入力メソッド(UIM-pref-gtk)
デフォルトではuim-mozcが有効になっています。
anthyはインストールされていますがuim-anthyもibus-anthyもfcitx-anthyもfcitx5-anthyもインストールされていません。
ちなみにibus-mozcもfcitx-mozcもfcitx5-mozcもインストールされていません。
anthyはプロジェクトとしてメインテナンスされていないようです。
背景
デスクトップの背景画像の設定。 デフォルトではEmeraldになっていました。
その他
このカテゴリはメニュー項目には表示されているものはありませんね。
アクセサリ
Gnote
メモ作成アプリ。こういうツールは一見便利そうだがいずれ使いえないときがきて移行に困り蓄えた知識はゴミとなってきたのでシンプルにテキストファイルで残すようになった。
gedit
テキストエディタ。シンタックスハイライトもできるようです。プラグインも多数あるようですがちゃんと動かないのもあるようです(第486回 geditのプラグイン | gihyo.jp)。
ハンバーガーボタンー>表示ー>ハイライトモード、でシンタックスハイライトの種類を選べますね。
sudo apt install gedit-plugins
これでプラグイン集がインストールできました。
ハンバーガーボタンー>設定、プラグインタブ、でチェックを入れるとそのプラグインが有効になります。
アーカイブマネージャー
7zipやパスワード設定、ファイル分割にも対応しています。ファイルマネージャーのコンテクストメニューで圧縮を選択すると起動できます。
スクリーンショット
gnome-screenshotがインストールされています。
ショートカットキーは設定ー>キーボード、で設定します。
Shift+Print 選択領域のスクリーンショットを撮る
Print スクリーンショットを撮る
Alt+Print ウィンドウのスクリーンショットを撮る
デフォルトではこのようになっていました。
選択領域のスクリーンショットは選択したら即座にキャプチャされます。
選択領域を調整してからキャプチャという機能はないようです。
キャプチャしたpng画像は画像フォルダに保存されます。
ディスク
パーティションの編集などできるようです。
バックアップ
バックアップ先のリストにGoogleドライブとかMicrosoft OneDriveがあります。
パスワードと鍵
KDE Walletみたいな機能ですね。
ファイル
ファイルマネージャーのNemoが起動します。
フォント
フォントを扱うアプリのようですがすごく使いにくそうなアプリです。プリインストールされているフォントが261もあるので後日整理することにします。
ヘルプ
GNOMEヘルプが起動しますが内容が何も表示されません。
仮想キーボード
画面上部にキーボードが表示されますが「半/全」キーがないので日本語への切り替えは物理キーを使わないとできませんでした。
電卓
起動してもフリーズして使えません。
文字
絵文字や記号の入力に役立つときが来るかもしれません。
インターネット
Firefox ESR ウェブ・ウェブブラウザ
ウェブブラウザのアップデートはあまり意識して使ったことはないですね。
HexChat
チャットアプリ。
Pidginインターネット・メッセンジャー
チャットと同様これも使う機会がありませんでした。
Remmina Remote Desktop Client
一時期VNCを使っていましたがPDAがでてきてから使わなくなりましたね。
Thunderbird電子メールソフトクライアント
Gmailのアーカイブを見るときには必要です。
Transmission
P2Pは意識的に使う機会はありませんがネットワークカメラなどで無意識に使っているのでしょうね。
オフィス
LibreOffice
7.4.7.2がプリインストールされていました。download | LibreOffice - オフィススイートのルネサンスの最新版は25.2.1ですが、ソフトウェアをみても7.4.7が出てきました。
Pythonマクロを使うためにはlibreoffice-script-provider-pythonをインストールしておかないといけません。
linuxBean14.04(4)PyCharmをSynapticパッケージマネージャからインストール-p--q
このversion_check.pyを実行すると次のようになりました。
PythonインタプリターはシステムPythonですね。
Pythonインタプリタのバージョン
3.11.2 (main, Nov 30 2024, 21:22:50) [GCC 12.2.0]
Pythonインタプリタの絶対パス
/usr/bin/python3
Pythonモジュール検索パス
/usr/lib/libreoffice/program
/usr/lib/python311.zip
/usr/lib/python3.11
/usr/lib/python3.11/lib-dynload
/usr/local/lib/python3.11/dist-packages
/usr/lib/python3/dist-packages
/usr/lib/libreoffice/program
ドキュメントビューアー
PDFファイルなどを見るものです。Evince というアプリの43.1になります。
検索ボックスで日本語入力が起動できませんでした。NemoやUbuntuのEvince46.3.1の検索ボックスでは日本語入力はちゃんとできますのに。
uim-mozcからibus-mozcに切り替えると検索ボックスにも日本語が入力できるようになりました。fcitx5-mozcでも問題ありませんでした。
グラフィックス
Shotwell Photo Manager
メニュー表示ではShotwellになっています。KDEのGwenviewのようにトーンカーブ機能はないようです。
ドキュメントスキャナー
スキャナをもっていないので、わかりませんがPDF形式での保存にも対応しているのでしょうか。
画像ビューアー
これはShotwellと違って画像を見る機能以外はないようです。
ゲーム
ゲームはしないので略。
サウンドとビデオ
CheeseはWebカメラにエフェクトをつけるもののようです。
BraseroはDVDバーナーです。
ビデオは動画再生ソフトです。
プログラミング
PythonはGUIソフトではないのでメニューには表示させていませんね。
Intel BXNUC10I5FNHの組み立て-p--qにはDebian12.11をインストールしました。
Cinnamonのバージョンは5.6.8でDebian12.9と同じでした。
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