Git(17)EclipseでGitのチュートリアルビデオ:その1

2017-01-23

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個々の機能は分かってもいまいちうまく使いこなせていなかったGitについて、いいビデオチュートリアルを見つけたのでもうそれに沿って実践することにしました。

前の関連記事:Git(16)Eclipse4.6のPyDevプロジェクトをGitHubのリモートリポジトリにするまで(未熟編)


参考にした資料


Gitでタグを付ける。EclipseでGitを使う(13) | TECH Projin

このページからたどってまず(1)から(13)まで読んでおくとビデオの内容もわかりやすいと思います。

Git tutorial 1: creating github repo and sharing project in Eclipse 4.5.1 - YouTube
EclipseのプロジェクトをGitでバージョン管理してGitHubにプッシュ。

Git tutorial 2: Committing, pushing, pulling and resolving conflicts with git and Eclipse 4.5.1 - YouTube
masterブランチとorigin/masterブランチのマージ。

この二つのビデオチュートリアルに沿って今回と次の投稿を作成しました。

チュートリアルはJavaを使っていますが、JavaではなくPythonを使いました。

Remote Git Server and Merging:Git & Eclipse - YouTube

最初はこのビデオをみつけて参考になると思ったのですが、これはGitの運用法のチュートリアルでしたのであとでやることにします。

最後のマージするところを初めにみつけてこの通りにしようと思いました。

まず何かする前にブランチを作成しています。

Git tutorial 1: creating github repo and sharing project in Eclipse 4.5.1 - YouTube


GitHubにhellogitリポジトリを作成する

GitHubにログインしてNew repositoryボタンをクリック。


Repository nameはチュートリアル通りhellogitにします。

Publicを選択して、Initialize this repository with a READMEをチェックします。

Add .gitignore Python、Add a license MIT Licenseを選択してCraete repositoryボタンをクリックします。


.gitignore、LICENSE、RADME.mdの3つのファイルがあるhellogitリポジトリがGitHubに作成されました。


Clone or downloadボタンをクリックしてhellogitリポジトリのURLをコピーしておきます。

PyDevプロジェクトを作成する

EclipseでFile→New→PyDev Project(あるいはOther→PyDev→PyDev Project)。


Project nameをhellogit、Grammar Versionを3.0-3.5、Interpreterを/usr/bin/python3、Create 'src' folder and add it to the PYTHONPATHを選択しました。

/usr/bin/python3に割り当てられているのはPython 3.4.3です。

Finishボタンをクリック。

PyDev Package Explorerでhellogitプロジェクト下のsrcフォルダを右クリック→New→File。

hellogit.pyという名前のファイルを作成して、その中に次のコードを入力して保存します。
print("Hello, git!")
コミットするときの名前とemailを登録する

Eclipseでの操作です。

linuxBean14.04(24)git-guiとgitkのインストールのgit-guiなどですでに登録してある場合は自動的に設定されているはずです。

Window→Preferences。

Team→Git→Configuration。


~/.gitconfigファイルを読み込んでいるのでNetBeansで操作したgitリポジトリの履歴も読み込まれています。

userのemailとnameが登録されていなければ、Add Entryボタンをクリックします。

名前はKeyにuser.name、emailはKeyにuser.emailを入力してそれぞれ値を入力します。

Gitパースペクティブに切り替える

チュートリアルではShow Viewを使っていますが、今回はGitパースペクティブを使うことにします。

Window→Perspective→Open Perspective→Other。

Gitを選択してOK。

これでGitパースペクティブに切り替わります。

Window→Perspective→Customize Perspective。


Action Set Availabilityタブを選択してAvailable action setsからGitをチェックしてOK。


これでGitの項目がメニューに登場しツールバーにGit関連のボタンも出現しました。

(2017.2.10追記linuxBean14.04(143)Eclipse Mars.2でGit Flowツールの導入のGitではツールバーの表示ができませんでした。)

GitHubに作ったリモートリポジトリをクローンする


Git RepositoriesビューのClone a Git Repository and add the clone to this viewボタンをクリックします。

Clone URIを選択してNext。


URIには先ほどコピーしておいたGitHubのhellogitリポジトリのURLをペーストします。

するとAuthentication以外はすべて自動的に入力されます。

AuthenticationにはGithubのユーザー名とパスワードを入力します。

Store in Secure Storeにチェックを入れておくと次からいちいち入力する手間が省けます。

Next。

リモートリポジトリのmasterブランチが選択されているのでNext。


これもデフォルトのままFinish。

まだGitHubのリモートリポジトリにはEclipseのプロジェクトが含まれていないのでImport all existing Eclipse projects after clone finishesにチェックをつけても結果は変わりありません。

リモートリポジトリの内容は~/gitフォルダ以下のhellogitフォルダにクローンされます。


Git Repositoryビュー内表示されたhellogitリポジトリの内容を確認します。

LocalのmasterブランチとRemote Trackingのorigin/masterブランチのハッシュがともにf26a58fなのでこれらは同一内容であることがわかります。

PyDevプロジェクトをローカルリポジトリと関連づける

PyDevパースペクティブに切り替えます。

hellogitプロジェクトを右クリック→Properties。


ResourceのLocationの部分をローカルリポジトリに変更する操作をこれからします。

Propertiesを閉じます。

hellogitプロジェクトを右クリック→Team→Share Project。


Repositoryのプルダウンにあるhellogitローカルリポジトリを選択します。

Finish。


Locationがローカルリポジトリに変わっていることがわかります。

Workspaceからhellogitフォルダが消えています。

PyDevプロジェクトをローカルリポジトリにコミットする

hellogitプロジェクトを右クリック→Team→Commit。


GitStagingビューがでてくるので、Refreshボタンをクリックします。

Unstaged Changesにファイル一覧がでてくるのでバージョン管理するファイルをStaged Changesにドラッグで移動させます。

今回はすべてのファイルを移動させました。

PyDevプロジェクトの設定もリポジトリに加えておいた方が他のPCでクローンしたときに上記の関連付けをしなくてよいので便利です。

Commit Messageにcommited hellogit projectと入力してCommitボタンをクリックしました。

ローカルリポジトリの変化をGitパースペクティブに切り替えて確認してみます。


Git Repositoryビュー内表示されたhellogitリポジトリの内容を確認すると、LocalのmasterブランチのハッシュがRemote Trackingのorigin/masterブランチと異なっていることがわかります。

これはコミットによってローカルリポジトリに新たなファイルが追加されたからです。

ローカルリポジトリをGitHubにプッシュする

ローカルリポジトリをプッシュしてリモートリポジトリに変更内容を反映させます。


Git Repositoryビューで、Localのmasterブランチを右クリック→Push Branch。


Next。


プッシュするコミットが確認できます。

Finishをクリックするとプッシュした結果が表示されます。


LocalのmasterブランチとRemote Trackingのorigin/masterブランチのハッシュがともに96118ebになっていることがわかります。

これでGitHubにあるリモートリポジトリの内容を更新できました。

Historyビューでコミットの履歴を確認する

Git Repositoryビューで、Localのmasterブランチを右クリック→Show In→History。


Historyビューにコミットの履歴が表示されました。

IDがブランチのハッシュに一致しています。

LocalのmasterブランチもRemote Trackingのorigitn/masterブランチも同じハッシュ96118ebであり、このコミットがHEADであることを示しています。

Eclipseでプロジェクトをgitで管理する場合はプロジェクトフォルダはworkspace外にあるのが通常のようですね。

参考にしたサイト


DrBFraser - YouTube
Git & EclipseのシリーズがEclipseでGitを使うチュートリアルビデオになります。

Ubilife Lab - YouTube
今回はこのGit tutorial 1を実践しました。

次の関連記事:Git(18)EclipseでGitのチュートリアルビデオ:その2

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