前の関連記事:linuxBean14.04(59)jsdocのインストール
linuxBean(17)seahorseでキーリングを編集すると同じ問題がlinuxBean14.04でまた起きてしまいました。デフォルトキーリングを「デフォルト」から「ログイン」に変更して解決します。
(2015.9.15追記。この記事の通りにしてもlinuxBeanにログインしてログインキーリングのロックが解除されないときがあります。解決法がわかりません。「login」という名前のデフォルトキーリングにすると解決するかもしれません。)
キーリング'デフォルト'のロックを解除するパスワードを入力してください、といわれる
MySQL WorkbenchのMySQL ConnectionsでパスワードをKeychainに保存するとログインして最初にMySQLサーバに接続するときに毎回デフォルトのキーリングのロックを解除するパスワードの入力を求められるようになってしまいました。
これはデフォルトのキーリングが「ログイン」ではなく、「デフォルト」になっているのが原因です。
パスワードを入力が面倒なのでキーリングに保存したのに、キーリングの解除にパスワードの入力を求めらるのは余計に面倒です。
linuxBean(17)seahorseでキーリングを編集するでやったようにパスワードを「デフォルトのキーリング」から「ログインのキーリング」に変更します。
こうすることによってlinuxBeanにログインしたときにキーリングが解除されます。
seahorseのインストールと「ログイン」パスワードキーリングの作成
GnuPG(GNU Privacy Guardプログラム)のGNOMEフロントエンドであるseahorseのインストールをします。
Synapticパッケージマネージャからインストールしました。
豆ボタン→設定→パスワードと鍵、という項目ができているのでそれでseahorseを起動できます。
「パスワード」のところにある「ログイン」フォルダができていればよいですが、できていないときもあります。
そのときはファイル→新規→パスワードキーリング、で「ログイン」という名前のパスワードキーリングを作成します。
今回は最初seahorseを起動していたときには「ログイン」パスワードキーリングはありませんでしたが、一旦ログアウトしてログインし直すと「ログイン」パスワードキーリングができていました。
linuxBean(17)seahorseでキーリングを編集するのときと同様にどういう機序で「ログイン」パスワードキーリングが自動で生成されるのかいまだによくわかりません。
「デフォルト」のパスワードキーリングの中身を「ログイン」パスワードキーリングに作り直す
「デフォルト」を右クリック→ロックの解除。
キーリングのパスワードを入力してロックを解除してでてきたパスワードをドラッグして「ログイン」パスワードキーリングに移動させようとしましたが、うまくいきませんでした。
そこで「ログイン」パスワードキーリングに移動させたいパスワードを右クリックして削除しました。
「ログイン」パスワードキーリングを右クリックして「デフォルトにする」を選択します。
あとはMySQL WorkbenchのMySQL ConnectionsでパスワードをKeychainに保存し直すと「ログイン」パスワードキーリングに保存されるようになりました。
これでlinuxBeanにログインと同時に「ログイン」パスワードキーリングのロックも同時に解除され、キーリングのパスワードの入力を求められなくなります。
ただし、解除されたキーリングにあるパスワードは簡単に見ることができるので注意が必要です。
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