前の関連記事:linuxBean14.04(23)Makefile用のSyntaxHighlighterのBrushファイルを作る
Git(2)TortoiseGitでGitの設定を行うで使ったWindowsのTortoiseGitのようなlinuxBean14.04のファイルマネージャと統合されたようなGitクライアントが見つからなかったのでGitのGUIクライアントgit-guiと履歴ビューアのgitkをインストールして使うことにしました。
git-guiをインストールしてローカルリポジトリを作成する
まずgit-guiをインストールします。
Synapticeパッケージマネージャからgit-guiをインストールするとgitも同時にインストールされます。
Terminalからgit gui(git-guiではない)を実行するとリポジトリを操作するダイアログがでてきます。
「新しいリポジトリを作る」。
「ブラウズ」をクリック。
ローカルリポジトリにしたいフォルダを選択して「作成」。
「スペルチェック機能は使えません」というエラーがでてきますがかまわず「OK」。
編集→オプション。
設定項目が多すぎて幻暈がしそうですが、よく見たら左右一緒の項目が並んでいます。
左側が現在開いているリポジトリ固有の設定、右側が全てのリポジトリのデフォルト設定です。
一旦「保存」して開きなおすと、右側で設定したことが左側にコピーされています。
ここで設定するのは「ユーザ名」「電子メールアドレス」です。
あとは「スペルチェック辞書」を「none」にしておきます。
これで先ほどでてきた「スペルチェック機能は使えません」というエラーがでてこなくなります。
Git管理にするファイルを左上の「コミット予定に入っていない変更」から選びます。
ファイル名の前にあるアイコンをクリックすると下の「ステージングされた(コミット予定済の)変更」にファイルが移動します。
元の枠に戻すには同様にアイコンをクリックします。
「最初のコミットメッセージ」を入力して「コミット」。
コミットすると「コミット予定に入っていない変更」と「ステージングされた(コミット予定済の)変更」欄が空欄になります。
リポジトリのファイルを変更したあと、「再スキャン」をクリックすると、「コミット予定に入っていない変更」に変更されたファイルが出現します。
最初のコミットと同様にファイル名の前のアイコンをクリックしてもよいですが、「変更をコミット予定に入れる」をクリックしても「ステージングされた(コミット予定済の)変更」にファイルを移動できます。
コミットメッセージをIMEで入力するときはインライン入力ができませんでした。
「最新コミットを訂正」をクリックすると前回のコミットの内容をみることができます。
これでローカルリポジトリの作成とコミットなどができるようになりました。
次からgit guiを実行すると「最近使ったリポジトリを開く」の欄がでてきます。
gitkをインストールして変更履歴をみる
Synapticパッケージマネージャからgitkをインストールします。
ローカルリポジトリがあるフォルダに入ってTerminalからgitkとしてもgitkを起動できますが、git guiのメニューでリポジトリ→ブランチmasterの履歴を見る、でもgitkが起動できます。
「外部diffツール」を選択するとMeldが起動しました。
blameというのは初めて知りました。
Git blameを使って効率の良い犯人探し(w - Qiitaを読むと行ごとのコミッターの名前がわかるようなのですが、私にはまだよくわかりません。
git-guiのランチャーを作成する
アイコンはGit - Logo DownloadsからOrange logomark for light backgroundsのPNGをダウンロードしました。
豆ボタン→グラフィックス→linuxBean 画像を一括で拡大/縮小。
ダウンロードしたPNGファイルをドロップして「OK」。
この設定で「OK」とするとデスクトップに縮小された同名のPNGファイルが作成されます。
このファイルはどこかに保存しておかないといけません。
豆ボタン→アクセサリ→ファイルマネージャ PCManFM(root)、で/opt/iconsに保存することにしました。
あとはこのようにランチャーを作成しました。
参考にしたサイト
Git入門 - GUIではじめるGit
git-guiの解説。
コマンドラインから git-gui/gitk を呼び出す | DeVlog - 銀の翼で翔べ -
git-guiのコマンドラインからの呼び出し方法。
Git blameを使って効率の良い犯人探し(w - Qiita
Git blameの解説。
Git - Logo Downloads
Gitのアイコンはここから作成させていただきました。
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