WinX DVD Author:YouTubeの動画をDVDにする

2013-09-23

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最近はサークル活動などでビデオをYouTubeにあげることがあるようです。サークルで撮ったビデオをDVDにして見たいと頼まれたのでやってみたときの記録です。

簡単にできるフリーソフトがあった


動画を扱う作業はいろいろな圧縮形式があってよくわからないし、変換は時間はかかるし、最新のパソコンが何時間も塞がれるし、せっかく出来上がったものも画面と音がずれてたり、いろいろ面倒なのでなるべく頼まれたくないお仕事No.1です。

しかも今回の動画は2時間もあります。

YouTubeの動画をDVDにするで検索するといろいろな方法がでてきます。

この手のソフトは「無料」と謳っていても「試用版が無料」という詐欺みたいな「無料」である可能性が高く、数時間かけて作成して再生してみると画面のど真ん中に宣伝が入っていたことがしばしばありました。

本当のフリーソフトはないと思っていましたが、WinX DVD Authorというソフトであっけなくできてしまいました。
(2017.2.12追記。ダウンロードボタンが消えていてダウンロードできません。WinX DVD Author-オーサリング、フリーDVDオーサリングソフト、DVD書き込むソフトのローカルダウンロードから6.3.8がダウンロードできました。)

ダウンロードしたwinx-dvd-author.exeをダブルクリックするとまず言語の選択画面がでてきます。

日本語も選択できます。

これはインストーラーが日本語になるだけで、WinX DVD Authorのメニューが日本語にはなりませんでした。

変な宣伝ソフトはくっついていませんでした。

YouTubeのダウンロードもできる


起動すると5種類のアイコンがでてきます。



YOUTube DownloaderをクリックしてみるとYouTubeダウンローダーが起動します。


Windows7 64bitで起動していますがパネルの右側が途中で切れています。

肝心のボタンが隅っこしかみえていません。

(Save to pathの空欄の右側のボタンは「フォルダを選択」ボタンのようです。)

まず上のURL欄にダウンロードしたいYouTube動画のURLを入力します。

そしてその欄の右側に少しだけみえているボタンをクリックします。

しばらく待つと真ん中の左側の画面に動画のサムネイル、右側のVideo listの欄には動画の形式の一覧がでてきます。

上にファイル名と動画の時間がでてくるのですがファイル名は文字化けしています。

右上のウィンドウを閉じるボタンが動かないのでWindowsのタスクバーで右クリックしてウィンドウを閉じないといけませんでした。

Windows7 32bitのほかのパソコンではちゃんとパネルが表示されました。


1個ずつしかダウンロードできないのでたくさん同時にダウンロードしたいときはFirefoxアドオンのDownloadHelperがよいかもしれません。

どの形式の動画をダウンロードすればよいの?



こんなにいっぱい動画形式が選択できます。

これらは圧縮の方式が異なります。圧縮する方式のことをコーデックといいます。

最終的にできあがるDVDはMPEG2形式のはずですのでなるべくその形式に近いものを選択すれば変換する劣化が少ないと考えられます。

、、、MPEG2なんてのは一覧にはないですね。

この世界の進化は著しいようです。

コーデック - Wikipediaの動画圧縮のコーデックの欄をみると一覧があります。

これを参考にVideo list一覧をみてみます。

WebM VP8 1080p 5246.58M

これは動画解像度が1080p(フルハイビジョン1920×1080)で、圧縮コーデックがVP8、ファイル形式がWebMの 5246.58MBのファイルという意味です。

MP4 H.264 1080p 4423.78M

動画解像度が1080p(フルハイビジョン1920×1080)で、圧縮コーデックがH264、ファイル形式がMP4の 4423.78MBのファイルという意味です。

DVDで使われている動画圧縮コーデックMPEG2は別名(というかMPEG2が別名?)H.262といい、H.264はそのH.262をさらに改良したものです。

VP8はH.264の特許を回避するために開発された似たようなコーデックです。

H.263はH.262とH.264の間にあるもので、MPEG-4はH.263をちょっと改良したものだそうです。

圧縮コーデックを進化の順に並べると、MPEG2(DVDの形式)<H.263<MPEG-4<H.264≅VP8、といったところでしょうか。

最新のものがいいというわけではなくなるべく最終目的のコーデックに変換するのに変換の手順がすくないものを選択するのがよいと思います。

動画解像度はアップロードした動画の解像度と関係なく全て表示されるようです。

できればアップロードした人にアップロードしたときの動画の解像度を確認しておき、同じ解像度の形式をダウンロードすると、無駄がなくてよいと思います。

ただそれができない場合はYouTube画面の右下に出てくるギアマークで実際の解像度を確認してみて許容範囲内で一番低いものをダウンロードするのがよいでしょう。



同じ解像度ならファイルの大きさが小さいほうがダウンロードしやすいです。

ファイル形式はWebM、MP4、FLV、3GPがありますがどうせ変換してしまうのであまり気にしなくてよいと思います。

MP4はMPEG-4コーデックの動画を入れるために策定されたファイル形式で、H.264コーデックのものも入れられます。

WebMはVP8を推進するGoogleが推奨するファイル形式です。

FLVはWebMが使われる前にYouTubeで使われていたFlash Videoのファイル形式です。

3GPは携帯電話(ガラケー)で再生するためにファイル形式です。



ダウンロードする動画形式を選択すると下の「Download」ボタンが青色に変わりますので、それをクリックしてダウンロード開始します。

大きなファイルを選択した場合、すご~く時間がかかるので覚悟が必要です。

私の環境はモバイルWimaxで電波の状態が悪いところにいて全然速度がでないので、MP4 H.264 1080p 4423.78Mはあきらめて、FLV H.264 480p 979.74Mをダウンロードしました。アナログテレビで見るにはこれで十分です。

ダウンロードした動画をDVDにする


動画がダウンロードできたらWinX DVD Authorの最初の画面に戻って右上のVideo DVD Authorをクリックします。


左下の「+」ボタンで動画ファイルを追加します。

必要なら下のレンチのアイコンで詳しいオプションが選択できます。

DVD-5は片面1層、DVD-9は片面2層のディスクのことをいうのですね。知りませんでした。

必要なオプションを選択したら「>>」ボタンをクリックします。


あとは「Start」ボタンを押して待つだけです。

これも結構時間がかかります。

ISOファイルは作れないようです。

参考にしたサイト


WinX DVD Author-オーサリング、フリーDVDオーサリングソフト、DVD書き込むソフト
YouTube動画をDVDにする無料ソフト

DownloadHelper - Media download Firefox extension
Firefoxアドオンの動画ダウンロードツール。

コーデック - Wikipedia
動画圧縮形式のコーデックの一覧と解説があります。

WebM - Wikipedia
YouTubeの動画はゆくゆくこの形式に統一される予定のようです。

次の関連記事:iPod touchで撮影した縦動画を縦のままDVDビデオにする

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