国税庁のこの解説に載っている確定申告書類の科目をGnuCash4.1で設定します。
GnuCashのファイルを作成する
ファイル ー> ファイルを新規作成。これで勘定科目設定のウィザードが立ち上がりますが、青色申告にピッタリのセットがないので「キャンセル」をクリックして一から科目を入力します。
新規勘定科目を設定する
新規ボタンをクリック。
メニューでヘルプ ー> 目次、でヘルプウィンドウを開いておくと、ヘルプボタンをクリックでこのダイアログのヘルプが開きます、英語ですけど。
勘定科目コードはソートに使われます。
「証券/通貨」の項目は勘定科目タイプが株式や投資信託でなければJPY(Yen)を選択します。
「税金関連」にチェックをつけるとTax Schedule Reportに使われますがアメリカ以外では関係なさそうです。
大項目など編集しない科目名には「プレースホルダー」にチェックをつけます。
「Auto interest transfer」はネットから自動的にデータをとってこれるものに、チェックをつけますが、日本の証券取引所とか銀行で対応しているところはないようです。
勘定科目タイプは資産、負債、純資産、収益、費用の5つ基本科目以外に、銀行、現金、クレジットカード、株式、投資信託、売掛金、買掛金、投機の9つが用意されています。
資産、費用、銀行、現金、株式、投資信託、売掛金、投機は借方に分類され、負債、純資産、収益、クレジットカード、買掛金は貸方に分類されます。
タイプが株式や投資信託のときは株数や単価の入力ができます。
タイプが売掛金や買掛金のときは 期日や仕入先の入力ができます。
これらの科目以外はとくに特殊な機能はないようです。
開始残高科目
新規勘定科目作成パネルの開始残高タブで開始残高を入力すると純資産:開始残高という科目で貸借一致されます。
しかし青色申告では純資産:開始残高の代わりに純資産:元入金を使います。
作成した青色申告用勘定科目
青色申告勘定科目.gnucash科目作成後に、ファイル ー> エクスポート ー> 勘定科目をエクスポート、でxml形式で出力したファイルです。 青色申告決算書から収益と経費の科目名を採用しています。
収益と経費の勘定科目コードはそれぞれ40000と50000を当て、 科目のコードは決算書の科目番号を下3桁目と4桁目に当てています。 下2桁は補助科目用に残してあります。
資産と負債資本の勘定科目コードはそれぞれ20000と30000を当て、 科目のコードは賃借対照表の行番号を下4桁目と5桁目に当てています。
科目は申告書に記載のものにいくつか追加をしています。
勘定科目コードを表示する
勘定科目タブの列名の右端にあるvアイコンをクリックします。
「勘定科目コード」にチェックをつけます。
これで勘定科目コード列ができて勘定科目が表示されます。
勘定科目コードでソートするには列名の「勘定科目コード」をクリックするとソートされます。
何も入力されていない列があるのならその列名をクリックしても勘定科目コードでソートできます。
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