キャリーケースの車輪を自分で交換する

コーナンのキャリーケースの車輪が壊れた

もう10年以上、、、たぶん20年ぐらい使っているコーナンで購入したCospoというブランドのキャリーケース、たしか1万円もしなかったもの。

車輪がキーキーいうのが難点でしたが、当直に行くときなど、ノートパソコンやら重い本やら一式詰め込めて、で重宝していました。

先日役所に捨てに行くために4台のノートパソコンを詰め込んでアスファルトの上をゴロゴロ転がして行ったのが悪かったのか、そのあと使った後車輪が割れてしまいました。


4輪のうち3輪の車輪の外側の部分が割れて2つに分かれています。

セメダインで接着してみましたがちょっと走らせただけでまたすぐ割れてしまいました。

 もう新しいキャリーケースを買うしかないと思いましたが、車輪以外は使えるものを捨てる手間が面倒に思えました。

(37) スーツケース修理/プロが教えるタイヤ交換手順【ＤＩＹ】 - YouTube

車輪の交換が自分でできないか検索するとこの動画を見つけました。

ホームセンターでは車輪単体の販売はないというのが気になりましたが、とりあえず自分で交換してみることにしました。

 車軸を切断する

カシメてあるリベットをペンチでなんとかしようとしましたが、なんともできないので車軸を切断することにしました。

まずは家にあった糸鋸で切ろうとしましたが全然切れている感じがしないので金鋸を買いました。


キャンドゥで110円でした。


なんとか切断できましたが20分もかかりました。

どこまで切れているのか目でみえないので、削れて落ちてくる金屑を励みに金鋸を引きました。

ある程度切断が進むと鋸の刃が引っかかって結構面倒でした。

車輪が青くなっているのは金鋸の刃の塗料の色です。

金切鋸の使い方、選び方、手入れ【図解】 | ページ 2

このページを読んで金鋸は引くんじゃなくて押すと知りました、、、


残りの3つの車輪はこうやって押切りして、3本全部35分で切りました。


刃の青い塗料が結構剥げています。

この塗料は錆止めのためについているのでしょうか。

 車輪の計測

これもキャンドゥで購入したノギスで測定しました。


車輪外径40mm。


軸径6mm。

軸の頭の径8mm。


車軸が入る部分の車輪の幅21mm。


車輪幅17mm。


軸受間幅24mm。


軸受けを含めた全幅32mm。

新しい車輪の購入

コーナンに車輪を見に行きましたが、車輪だけのものは置いていなく、また外径40mmの車輪も置いていませんでいた。


Amazonでこれを1,199円で購入しました。


直径40ｍｍ車輪4個、 車軸30mm4本，車軸35mm4本、ネジ8本、 ワッシャー11個 、レンチ2個が入っていました。

車軸は35mmのものを使いました。

軸受けを含めた全幅が32mmなので軸が少し飛び出ることになりますが、ぐらぐらすることはありませんでした。

車輪の両側にはワッシャーを1個ずつ装着しました。



このワッシャーをつけたまま車軸を通すことに四苦八苦して、結局液体のりでワッシャーをベタベタにさせた状態でくっつけてなんとかしました。


これで完成です。

もともとベアリングのない車輪がついていたものなので、今回ベアリング付きの車輪に交換して以前よりも車輪は回しやすくなった気がします。

音も静かになりましたが、以前の車輪よりも柔らかそうなので以前のものよりは寿命が短そうです。