Grub Customizerで起動するカーネルを変更する
/etc/default/grubファイルを編集する方法もありますが、結構面倒だったのでGUIで簡単に設定できるGrub Customizerをインストールすることにしました。
Launchpad PPA for Grub Customizer : Daniel Richter
sudo add-apt-repository ppa:danielrichter2007/grub-customizer
sudo apt-get install grub-customizer
これでスタート ー> システム ー> Grub Customizer で起動できます。
起動時にrootパスワードの入力を求められます。
一般設定のデフォルトのエントリーにあるプルダウンメニューで起動できるカーネルを選択できます。
通常はrecovery modeでないものを選択すればよいと思います。
選択したら保存ボタンをクリックして、Grub Customizerを終了します。
これで設定完了です。
Grub Customizerをインストールすると起動までの時間がちょっとかかるようになった感じがします。
カーネルのインストール
sudo apt autoremoveしていると使っていないカーネルが削除されている
sudo apt autoremoveをすると不要なカーネルは削除されてしまっています。
Desktop: KDE Plasma 5.19.3 (Qt 5.14.2)
Distro: KDE neon User Edition 5.19
このマシンでsudo apt autoremoveすると3つのカーネルしか残りませんでした。
カーネルインストールに必要なパッケージを決める
muonで「linux-image generic」で検索するとカーネルイメージがでてきます。
これでlinux-image-4.18.0-25-genericをインストールしました。
これでGrub Customizerで選択できるようになりますが、再起動すると二度と起動できなくなりました、、、
ここで止まってしまいます。
ということですでにインストールされているカーネルが使っているパッケージ一覧を調べます。
これらから次の5つのパッケージが必要なことがわかります。
linux-headers-xxxx
linux-headers-xxxx-generic
linux-image-xxxx-generic
linux-modules-xxxx-generic
linux-modules-extra-xxxx-generic
カーネルのインストール
4.18.0-25について5つのパッケージをインストールしました。
Grub Customizerでインストールしたカーネルを選択して再起動します。
uname -r
これで使用しているカーネルのバージョンが確認できます。
pq@pq-VirtualBox:~$ uname -r
4.18.0-25-generic
ちなみにダウングレードしても遅くなったPCは解決していません。
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