前の関連記事:linuxBean14.04(101)pycallgraphをEclipseのPyDevプラグインでリモートデバッグ
Google製GoogleドライブのローカルソフトはLinuxに対応していないので不自由していましたが、代わりのソフトを見つけました。ローカルフォルダを気まぐれに同期させるWindowsのGoogleドライブソフトと違ってオンラインのGoogleドライブに直接アクセスするので使いやすそうです。
(2018.10.3追記。久しぶりに使ってみたらつながらなくなっていました。)
google-drive-ocamlfuseのインストール
google-drive-ocamlfuse : Alessandro StradaにPPAがあるのでSynapticパッケージマネージャにリポジトリを登録します。
deb http://ppa.launchpad.net/alessandro-strada/ppa/ubuntu trusty main
Synapticパッケージマネージャの設定→リポジトリ→他のソフトウエア→追加、にこのリポジトリを追加します。
公開鍵の取得が必要なので、豆ボタン→設定→linuxBean設定ウィザードのPPAの公開鍵を取得、にチェックをつけて「OK」。
launchpad-getkeysが公開鍵を取得してくれます。
Synapticパッケージマネージャに戻って「再読込」。
google-drive-ocamlfuseを検索すると0.5.22がでてきたのでこれをインストールしました。
途中「認証されていないソフトウェア」と言われましたが信じるしかありません。
google-drive-ocamlfuseGoogleドライブをマウントする
まずTerminalでgoogle-drive-ocamlfuseを実行します。
するとデフォルトブラウザが起動しました。
Googleドライブへのアクセスを許可します。
デフォルトブラウザでログインしていたGoogleアカウントが選択肢にでてきました。
「許可する」をクリックするとブラウザではこのような画面になりさらに待っているとTeminalにもAccess token retrieved correctly.とでてきました。
次にマウントポイントになるフォルダを作成します。
mkdir ~/googledriveホームフォルダにgoogledriveというフォルダを作成しました。
google-drive-ocamlfuse ~/googledriveあとはgoogle-drive-ocamlfuseでこのフォルダをマウントするとファイルマネージャでGoogleドライブにアクセスできるようになりました。
アンマウントはファイルマネージャからはできませんでした。
このようなエラーがでてきます。
fusermount -u ~/googledriveこれで切断できます。
Googleドライブのアカウントを変更する
異なるGoogleアカウントのGoogleドライブにアクセスしたいときは、まずデフォルトブラウザでアクセスしたいGoogleアカウントにログインしておきます。
ファイルマネージャで~/.gdfuse/defaultフォルダを削除します。
あとはTerminalでgoogle-drive-ocamlfuseを実行すると上記と同じ手順で新たなGoogleアカウントでGoogleドライブにアクセスできます。
Windows版のGoogle製GoogleドライブソフトはGoogleドライブをローカルにミラーリングするものですがこのgoogle-drive-ocamlfuseはGoogleドライブに直接アクセスしているそうです。
デフォルトの設定ではGoogleドライブ側の変更は60秒ごとにチェックするようになっています。
Windows版のGoogle製Googleドライブソフトを使っているといつGoogleドライブに反映されるのかよくわからないので不自由していますが、このgoogle-drive-ocamlfuseだとすぐに反映されるのでよいですね。
Googleドライブをマウントするランチャを作成する
アイコンはChromeなんとかという名前のがすでにあったのでそれを使用しました。
コマンドはgoogle-drive-ocamlfuse /home/pq/googledriveです。
ランチャのコマンドではチルダ~は使えないので適宜アカウントのところは変更してください。
linuxBeanをログアウトすると自動的にアンマウントされるのでマウントするランチャを作成するだけで用足りそうです。
参考にしたサイト
LinuxでGoogleドライブを使えるようにしてみたのでメモ残しておく | あすへん! 〜薙月の明日への変化〜
google-drive-ocamlfuseをここで教えていただきました。
GitHub - astrada/google-drive-ocamlfuse: FUSE filesystem over Google Drive
google-drive-ocamlfuseの開発元。詳しいヘルプがあります。
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