フォトブックの作成手順

2022-11-11

KDE neonを使おう

t f B! P L

フォトブック作成のためのプレゼンテーションソフト比較-p--qのやり方をもとに実際にやっている手順です。大量の写真を載せるためにまずはGoogleスライドでコラージュのように写真を切り貼りして1ページを作成して各スライドをjpgで切り出しそれをオートバルバムの1ページ1枚の写真とします。

 

使用するフォトブックサービス

 

 オートアルバム [スマホ対応] | フォトブックならマイブック
 

撮りためた家族写真を整理して一年に1回このオートバルバムでフォトブックにしています。登録した誕生日月には50%オフクーポンが送られてきます。以前あった送料無料の日はなくなり6,000円以上で常に送料無料になりました。A4横長タイプハードカバーなら72ページで6,120円で送料無料となりそこから50%オフクーポンが使えて3,060円で作れました。

 

Googleスライドで写真を詰め込んだスライドを作成する


ファイル->ページ設定。

オートアルバムのA4横長タイプの1ページの写真の大きさに合わせてスライドの1ページの大きさを2774×1963ピクセルにします。A4縦長タイプにするのなら1963×2774ピクセルになります。

写真をGoogleスライドにアップロードして1ページずつ作成していきます。この作業が一番大変です。

Googleスライドの操作方法はフォトブック作成のためのプレゼンテーションソフト比較-p--qの「スライドに写真を配置する」の通りですが再掲します。

写真の挿入


挿入 ー> 画像 ー> パソコンからアップロード。

サイズ変更


サイズ変更は写真を選択してでてくるハンドルをドラッグするだけです。

四隅以外のハンドルを操作すると写真の縦横比が変わるので、操作するのは四隅のハンドルだけにします。

回転



写真を選択したときに上に飛び出ているハンドルをドラッグすると回転します。

回転中は傾けている角度が表示されます。

回転軸の移動はできないようです。

 トリミング



画像を切り抜く、ボタンをクリックしてからハンドルをドラッグします。

図形に合わせてトリミングする


トリミングしたい写真を選択して画像を切り抜くボタンから切り抜きたい画像を選択します。

 トリミングした後その写真をダブルクリックすると切り抜いた画像の変形ができます。

さらにその状態で写真をドラッグして切り取り範囲を移動させることができます。

これは他のプレゼンテーションソフトにはない機能で、結構便利です。

 

キャプションの挿入 



こんな感じで写真を詰め込んでテキストボックスで日付や撮影場所などを適宜キャプションを挿入しています。 

1ページA4なので297mm×210mmになりますがオートバルバムでは余白があるので1ページ260mm×185mmになっていました。なので上下左右に2枚配置するとだいたいL版の大きさになります。


GoogleスライドのプレゼンテーションをPDFにする

 

オートアルバムに載せるには写真としてjpgに変換しないといけません。PDFファイルからjpgに切り出すことにします。

ファイル ー> ダウンロード ー> PDFドキュメント(pdf)

これでPDFファイルとしてダウンロードできます。

 

PDFファイルからjpgを切り出す

 

【 pdftoppm 】コマンド――PDFファイルを画像に変換する:Linux基本コマンドTips(288) - @IT

 PDFファイルからjpgを切り出すにはこのpoppler-utilsを使いました。

私のKDE neonではすでにインストールされていました。


pdftoppm -jpeg source.pdf slides

 

 これでsource.pdfからslides-01.jpg、slides-02.jpg、slides-03.jpgといったように各ページをjpgで切り出してくれます。

Syntax Warning (1497): Badly formatted number

こんなエラーがたくさんでてきますが変換は問題なくされます。

このエラーはGoogleドキュメントが作るPDFに問題が有るようです。(imagemagick - How can I convert a PDF from Google Docs to images? [or: GoogleDocs' PDF export is horrible!] - Stack Overflow

2774×1963ピクセルで作成したスライドをPDFに変換して出力すると4334×3067ピクセルになっています。PDFでは734×519mmになっているのでGoogleスライドからPDFに変換する時に96dpiで換算され、PDFからjpgに変換するときは150dpiで換算されていることになります。

これはpdftoppmのデフォルトが150dpiになっているからとわかりました。

 

pdftoppm -jpeg -r 96 source.pdf slides


pdftoppmで解像度を96に指定すると2774×1963ピクセルで出力されました。

余談ですが2774×1963ピクセルが260mm×185mmになるとするとオートアルバムは270dpiということになります(フォトブックの印刷に最適な画像のサイズ・解像度・画素数は?によるとマイブックは271dpiのようで、実測通りになりました)。

 あとはこれをまとめてオートアルバムにアップロードするだけです。

 

オートアルバムでフォトアルバムを作成する


オートアルバム [スマホ対応] | フォトブックならマイブック

「MyBookEditor Webで作る」をクリック。

A4横長タイプを選択。

 

長く保存する予定なのでカバータイプはハードカバーにしています。


 

表紙デザインは10種類からしか選択できません。オートアルバムの不満はこの表紙デザインの乏しさに尽きる感じです。少なくともアルバムタイトルの文字を入れれるようにしてくれないと冊数が溜まると区別が難しくなってしまいます。

ここで1ページ1枚を選択します。

Dolphinで先ほど切り出したjpgファイルをすべて選択してここにドロップできました。

pdftoppmで切り出した jpgファイルは連番になっているのでそのページ順に配置してくれます。

オプションは キャプションなし 白背景 にしています。

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