前の関連記事:Calc(89)日付入力ダイアログの例
オートインプットをオフにする
オートインプットは、セル入力時に、同じ列に最初が一致する値があると自動的に補完してくれるものです。
これは入力間違いのもとになるので補完しないようにします。
ツール→オートインプット、でチェックをボックスを外しました。
テキストのはみ出し、の三角形を表示しないようにする
セルの幅より長い文字列が入力されているセルの右のセルにも文字列が入っていると、一部の文字列しか表示されていないセルに赤い三角形が表示されます。
印刷する表を作成するには、印刷されないところがあることを知らせてくれる便利な機能ですが、シートをデータベースとして使うには、三角形は目障りなので表示させないようにします。
ツール→オプション、LibreOffice Calc、表示。
テキストのはみ出し、のチェックを外しました。
自動スペルチェックをしない
アルファベットをセルに入力すると赤色の波線が下についてきます。
これは自動で英語のスペルチェックして辞書にない単語に波線をつけてくれるのですが、日本語で使うにはこれも目障りなので赤線を表示しないようにします。
ツール→自動スペルチェック、で自動スペルチェックをしないようにします。
自動回復情報の保存間隔を短くする
残念ながらちょこちょこととクラッシュするので、データを回復できるように自動回復情報の間隔を短くしておきます。
ツール→オプション、読み込みと保存、「自動回復情報を保存」にチェックが入っていることを確認し、保存間隔をデフォルトの10分から1分に変更しました。
これによってクラッシュしたあとにLibreOfficeを再起動したときにでてくるダイアログで回復ボタンをクリックすると、「自動回復情報を保存」で保存した時点の状態に回復することができます。
この方法の欠点は、開いているファイルが大きい時は保存するのに1分ごとにちょっと待たされることです。
VBAを読み込まないようにする
VBAが含まれているエクセルのファイルを開こうとすると、まずVBAを解析するせいなのか、ファイルを開くまですごく時間がかかります。
なので、VBAは読み込まないようにします。
ツール→オプション、読み込みと保存、VBA属性。
「Basicコードを読み込む」「元のBasicコードを保存」のチェックをすべて外しました。
これでファイルの読み込み速度が改善しました。
VBAは読み込まれないので、ツール→マクロ→マクロの編集、でドキュメント内をみてもVBAのマクロは表示されません。
読み込むときにリンクの更新
ドキュメントを開くときに「このデータには他のデータへのリンクがあります。リンクを更新しますか?」というダイアログがでてくるときがあります。
どういうときにこのダイアログがでてくるのかはいまのところわかりませんが、このダイアログがでてこないようにする方法はわかりました。
ツール→オプション、LibreOffice Calc、全般。
「読み込むときにリンクの更新」を「確認する」から「しない」に変更します。
Java実行環境を使用、しない
(2018.9.4追記。この設定をするとオートメーションでLibreOfficeを起動するとWarning: failed to read path from javaldxがでてきたりでてこなかったりするようになりました。動作にとくに支障はないようです。)
PythonマクロではJava実行環境は必要ないので、Javaの実行環境を使用しないようにしておきます。
Javaの実行環境を使用している場合との違いはよくわかりませんけど。
ツール→オプション、LibreOffice、詳細。
「Java実行環境を使用」のチェックを外しました。
あまり役立たないことが多いですが、ついでに「マクロの記録を有効にする」にチェックを入れました。
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