前の関連記事:linuxBean14.04(48)なんとかPDFファイルの編集をする方法
pycallgraphと同様にgraphvizが必要になりますのでSynapticパッケージマネージャでgraphvizをインストールしておきます。(linuxBean14.04(40)pycallgraphでPythonのコールグラフ:その1)。pyreverseはpylintの一機能なのでpylintをインストールします。
pip3でPython3用のpylintをインストール
Synapticパッケージマネージャからはpylint1.1.0がインストールできます。
python-astroidとpython-logilab-commonも同時にインストールされます。
このSynapticパッケージマネージャからインストールしたpylintは/usr/lib/python2.7/dist-packages/pylint にインストールされておりPython2.7でしか使えません。
python3-astroidとpython3-loglab-commonはありますが、pylint3は見つけられませんでした。
これらをインストールするだけでPython3でpyreserveが使えそうに思ってインストールしてみましたが/usr/bin/pyreverseのshebangに変更はなくPython3では使えないようでした。
linuxBean14.04(44)Pythonモジュールのインポートエラーに悩まされるでやったようにPythonパッケージのインストール方法は次の3つの方法がありますが、Python3のpylintがSynapticパッケージマネージャになかったので2番目の方法でインストールすることにします。
pipX.Y install パッケージ名 --user インストール先:~/.local/lib/pythonX.Y/site-packages
sudo -H pipX.Y install パッケージ名 インストール先:/usr/local/lib/pythonX.Y/dist-packages
Synapticパッケージマネージャ インストール先:/usr/lib/pythonX.Y/dist-packages
(X.YはPythonのバージョン。Synapticパッケージマネージャはとくに番号の指定がなければX.Y=2.7になり、Python3系のときはマイナーバージョン間で共有されてX.Y=3になるようです。)
linuxBean14.04(38)LibreOfficeバンドルPythonにパッケージを追加でインストールしたPython3.3でpyreverseを使いたいので、pip3.3を使ってインストールします。(linuxBean14.04(39)Pythonのパッケージ管理をPyCharmで行うでやったようにPyCharmでインストールしてもよいと思います。)
sudo -H pip3.3 install pylint
pq@pq-VirtualBox:~$ sudo -H pip3.3 install pylint [sudo] password for pq: Collecting pylint Downloading pylint-1.4.4-py2.py3-none-any.whl (428kB) 100% |████████████████████████████████| 430kB 684kB/s Collecting logilab-common>=0.53.0 (from pylint) Downloading logilab-common-1.0.2.tar.gz (190kB) 100% |████████████████████████████████| 192kB 129kB/s Requirement already satisfied (use --upgrade to upgrade): six in /usr/local/lib/python3.3/dist-packages (from pylint) Collecting astroid>=1.3.6 (from pylint) Downloading astroid-1.3.6-py2.py3-none-any.whl (182kB) 100% |████████████████████████████████| 184kB 1.5MB/s Requirement already satisfied (use --upgrade to upgrade): setuptools in /usr/local/lib/python3.3/dist-packages (from logilab-common>=0.53.0->pylint) Building wheels for collected packages: logilab-common Running setup.py bdist_wheel for logilab-common Stored in directory: /root/.cache/pip/wheels/5b/f0/72/fd610d41f9edff1cebec0d1b2bf2a893a9bcb954cd108055fd Successfully built logilab-common Installing collected packages: logilab-common, astroid, pylint Successfully installed astroid-1.3.6 logilab-common-1.0.2 pylint-1.4.4pylint1.4.4とastroid1.3.6、logiral-common1.0.2がインストールできました。
/usr/bin/pyreverseのshebangも#!/usr/bin/python3.3になっていました。
とりあえずpyreserveでUML図を生成してみる
Pyreverse : UML Diagrams for Python (Logilab.org)に載っている例をやってみます。
pyreverse -o png -p Pyreverse /usr/local/lib/python3.3/dist-packages/pylint/pyreverse/
Terminalを起動してこれを実行すると実行したディレクトリにclasses_Pyreverse.pngとpackages_Pyreverse.pngができます。
classes_Pyreverse.png
packages_Pyreverse.png
うまく動いているようです。
参考にしたサイト
Pyreverse : UML Diagrams for Python (Logilab.org)
PythonコードからUML図を生成してくれます。
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