前の関連記事:iOS標準メールアプリでデコメを作成する方法:失敗編
失敗編で挿入したデコメが添付ファイルになってしまっていた原因がわかりました。iOSの標準メールアプリでは修飾文字の有無でHTMLメールかどうか自動判断されていました。
デコメにするにはHTMLメールにする必要がある
デコメとはメールの文中にgif画像が挿入されたものです。
このように文中に画像を挿入することを、画像のインライン表示、といいます。
失敗編ではiOSでデコメを作ったときはインライン表示になっていたのに、送信すると受け手側ではインライン表示にならず、単なる添付ファイルになっていました。
そこでメールのインライン表示について調べてみたところ答えがみつかりました。
How to add images to email in-line??: Apple Support Communities
インライン表示するにはメールをHTMLメールにしないといけないということです。
画像がインライン表示にならないのはそのメールがテキストファイルになっていたからです。
iOSのメールアプリではHTMLメールになるのか、テキストファイルになるのかは自動で判断されていました。
その判断基準はメールの文字に修飾文字があるかどうかで判断されます。
修飾文字というのは「ボールド」とか「イタリック」になった文字のことです。
なので失敗編の最後に書いたようにデコメを転送にしたときは、自動的に修飾文字が入るのでインライン表示になっているのでした。
署名に修飾文字を入れておけば自動的にHTMLメールになる
これもHow to add images to email in-line??: Apple Support Communitiesで教えていただきました。
毎回デコメを作るたびにどれかの文字をボールドとかイタリックにするのは面倒です。
そこで新規メールを作成するたびに自動的に挿入される署名に修飾文字をいれておきます。
設定アプリをタップ。
「メール/連絡先/カレンダー」をタップ。
「メール」のところにある「署名」をタップ。
署名入力画面になりますので適当な文字を入力した長タップして[選択」。
「BIU」をタップ。
すると修飾文字にするメニューがでてきますので、ボールドやイタリックにします。
これで準備完了です。
あとは新規メールを作成すると自動的に署名にある修飾文字が挿入されますので全部HTMLメールになります。
私はこれまで署名は使っていなかったので一番目立たなそうな、「*」を署名にしました。
あとは失敗編と同様にしてgifアニメを挿入して送信すればデコメになっているはずです。
修飾文字を削除してしまうとテキストメールになってしまってデコメになりませんので注意してください。
参考にしたサイト
How to add images to email in-line??: Apple Support Communities
署名に修飾文字を入れておけば自動的にHTMLメールなります。
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