前の関連記事:LibreOffice(24)NetBeans7でJavaのマクロを作成
LibreOfficeでJava 起動パラメーターを設定するとNetBeans7と連携してJavaのマクロをデバッグできます。
LibreOfficeでJava 起動パラメーターを設定する
前回に引き続きScripting in Java with NetBeans IDEを元に設定します。
LibreOffice Writerのメニューから設定します。
ツール→オプション、LibreOffice→詳細。
パラメーターをクリックしてJava 起動パラメーター設定画面を開きます。
Java 起動パラメーターの欄に-Xdebugと入力して「割り当て」ボタンをクリック。
同様にして-Xrunjdwp:transport=dt_socket,server=y,address=8000,suspend=nを設定します。
LibreOffice Writerを再起動します。
NetBeans7でデバッガのアタッチの設定をする
NetBeans7のメニューから、デバッグ→デバッガのアタッチ。
このように設定してOKします。
ここでJava実行環境(JRE)が起動していないと、NetBeans7の出力-デバッガコンソールに「接続が拒否されました。」とでてきます。
Java実行環境(JRE)をパラメーターをつけて起動する
LibreOfficeを起動しただけではJREは起動しません。
JREを起動するためにはLibreOfficeでJREを起動するような操作をする必要があります。
具体的にはJavaのマクロの実行です。
マクロセレクターでサンプルのJavaのマクロを実行します。
LibreOfficeのマクロ→HelloWorldでorg.libreoffice.example.java_scripts.HelloWorld.printHWを実行します。
これでJREが起動します。
そこでNetBeans7からデバッグ→デバッガのアタッチ、でOKとするとアタッチに成功します。
あとはNetBeans7でブレークポイントを設定した状態でLibreOfficeからそのJavaマクロを実行すればデバッグできます。
参考にしたサイト
Scripting in Java with NetBeans IDE - Apache OpenOffice Wiki
JavaマクロをNetBeansを使って作る実習
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