Firefox Quantum Developer Editionのインストール

2017-11-20

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デベロッパーエディションは認証していないアドオンがインストールできるようなので、デベロッパーエディションを使うことにします。まずWindows10 Home 64bitでインストールしました。その次にlinuxBean14.04にもインストールしました。

Firefox Quantum Developer Editionのインストール


Firefox Developer Edition

ここのダウンロードボタンをクリックするとFirefox Installer.exeがダウンロードされました。

Firefox Installer.exeをダブルクリックするとFirefox Quantum Developer Editionがインストールされました。

すでにインストールされている通常のFirefox Quantum 57.0(64ビット)は影響は受けませんでした。

編集→設定、一般、起動に「Firefox Developer EditionとFirefoxの同時起動を許可する」にチェックを付けてあるおかげのようです。


58.0b4(64ビット)がインストールされました。

Firefox Quantum Developer Editionのカスタマイズ



メニューバー、ブックマークツールバー、ウィンドウタイトルバーを表示します。

タブバーのタブのないところで右クリック→メニューバー。

同様に右クリック→ブックマークツールバー。

同様に右クリック→カスタマイズ。

一番下に出てくる「タイトルバー」にチェックをいれるとウィンドウタイトルバーが表示されます。

「テーマ」は「デフォルト」にしました。


拡大/縮小ボタンと検索ボックスを追加して、他の使わないボタンは削除しました。

次にFirefox Quantum: ブックマークを新規タブに開く設定などタブ関連の設定の設定をしました。

未署名のアドオンを有効にする


パッケージ化とインストール - Mozilla | MDNに沿ってやります。

URLバーに about:config を入力します。

検索欄に xpinstall.signatures.required と入力します。


値欄をダブルクリックして、trueをfalseに変更します。

これで設定完了です。

未署名のアドオンをインストールする


Blogger:リンクのコピー(3)Format LinkでFirefox Quantumへ対応で、text/plainをtext/htmlにしたFomat Linkをインストールしてみます。

(2018.3.17追記。Firefox Developer Edtionをアップデート(60.0b4かその前)したら改変したFormat Link(2.1.3)は動かなくなってしました。なので以下の方法はうまくいきません。)

まず通常のFirefoxにFormat Linkをインストールします。
(初めからDeveloper Editionでインストールして、以下と同様にabout:supportでインストール先を確認して、xpiファイルを編集してもうまくいきました。その場合はxpiファイルを編集するときにFirefoxを閉じておかないといけません。)

URLバーにabout:supportと入力してそこに移動します。

「拡張機能」の表で拡張機能のIDを確認しておきます。

「アプリケーション基本情報 」の表の「プロファイルフォルダー」の「フォルダーを開く」ボタンをクリックします。

extensionsフォルダにある先ほどのIDが付いているxpiファイルを適当なフォルダにコピーします。

コピーしたxpiファイルを右クリック→7-Zip→開く。
(7-ZipについてはLibreOffice(39)7-ZipのGUIで楽にPythonマクロをドキュメントに埋め込む参照。)

7-Zipのメニューでツール→オプション、外部ツール、の編集のところでデフォルトエディターを選択しておきます(今回はC:\Program Files (x86)\Geany\bin\geany.exeにしました)。

編集したいファイル(今回はclipboard-helper.js)を右クリック→編集。

Geanyでそのファイルが開くのでtext/plainをtext/htmlに書き換えて保存します(いまのところ問題なく動いています)。

保存すると書庫を更新するのか聞かれるので書庫を更新します。

パッケージ化とインストール - Mozilla | MDNには、アドオン画面の歯車アイコンからこのxpiファイルをインストールすればよい、と書いてありますが、その通りすると、その場所のままそのxpiファイルが使われることになります。

なので、他のアドオンと同様の場所にxpiファイルを移動させます。

Firefox Quantum Developer Editionで、URLバーにabout:supportと入力してそこに移動します。

「アプリケーション基本情報 」の表の「プロファイルフォルダー」の「フォルダーを開く」ボタンをクリックします。

そのなかのextensionsフォルダ内にxpiファイルをコピペします。

ツール→アドオン。


コピペしたアドオンがリストにでてくるので「有効化」をクリックして、有効にします。

これで未署名のアドオンが使えるようになりました。

アドオンの設定がリセットされているときは再設定してFirefox Developer Editionを再起動します。

オリジナルのアドオンのIDを変更していないので、アップデートの時などに問題が起こるかもしれません。

(2017.12.30追記。このままでは自動的にアップデートされてしまいました。カスタマイズしたまま使用したい場合はアドオン画面の「設定」ボタンで入れる画面で「自動更新」を「オフ」にしておきます。)

linuxBean14.04にFirefox Quantum Developer Editionをインストール


linuxBeanのブラウザでFirefox Developer Editionにアクセスしてダウンロードボタンをクリックするとfirefox-58.0b4.tar.bz2がダウンロードされました。

これを解凍するとfirefoxフォルダがでてくるので、これをroot権限で/optフォルダに移動させました。
(2017.11.29追記。自動アップデートさせたいのなら、ユーザー権限のホームフォルダに移動させて使った方がよいです。今回はroot権限のフォルダに移動させてしまったので、firefoxフォルダのパーミッションの「内容の変更」を「すべて」に変更して対処しました。)

(2017.11.22追記


root権限のフォルダにインストールして権限変更していないと、アップデータがでても「Firefoxを最新バージョンに更新できません。」と言われます。ダウンロードしてでてきたfirefoxフォルダを上書きすると設定を保ったままアップデートできました。)

firefoxフォルダにあるfirefoxファイルをダブルクリックするとDeveloper Editionが起動しました。

58.0b4(32ビット)がインストールされました。

Firefoxアカウントにログインすると通常版の設定をDeveloper Editionに引き継げました。


通常のFirefoxとアドオンは使い分けたいので、FirefoxアカウントのSync設定は「アドオン」をはずしておきました。

未署名のアドオンのインストールはWindows10と同様にできました。

Firefox Quantum Developer EditionをlinuxBean14.04のデフォルトブラウザにする


Firefox Quantum Developer Editionでも、特に問題なく動作も機敏で、以前は見れなかったヤフーニュースの動画も見れました。

なので、これをデフォルトブラウザにします。

linuxBean(22)デフォルトのブラウザをChromeに変更すると同様にします。

今回はインストーラを使わなかったので、ランチャを作成します。


~/.local/share/applicationsでFirefoxDev.desktopというランチャを作成しました。

アイコンは/opt/firefox/browser/iconsにありました。

現在デフォルトブラウザはfirefox.desktopにしているので、~/.local/share/applicationsにあるmimeapps.listのfirefox.desktopをFirefoxDev.desktopに置換しました。

これでファイルマネージャーからhtmlファイルをダブルクリックするとDeveloper Editionで開くようになりました。

次にx-www-browserコマンドにDeveloper Editionを割り当てます。

sudo update-alternatives --config x-www-browser 

まずはこのコマンドでシンボリックリンクの状態を確認します(update-alternativesについてはlinuxBean14.04(115)pythonコマンドをpipコマンドとともに切り替える参照。)
pq@HP6730b1:~$ sudo update-alternatives --config x-www-browser 
[sudo] password for pq: 
alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 3 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                     優先度  状態
------------------------------------------------------------
  0            /usr/bin/opera              200       自動モード
  1            /usr/bin/chromium-browser   40        手動モード
* 2            /usr/bin/firefox            40        手動モード
  3            /usr/bin/opera              200       手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 

これに優先度300で/opt/firefox/firefoxを追加することにします。

sudo update-alternatives --install /usr/bin/x-www-browser x-www-browser /opt/firefox/firefox 300
pq@HP6730b1:~$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/x-www-browser x-www-browser /opt/firefox/firefox 300
pq@HP6730b1:~$ sudo update-alternatives --config x-www-browser
alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 4 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                     優先度  状態
------------------------------------------------------------
  0            /opt/firefox/firefox        300       自動モード
  1            /opt/firefox/firefox        300       手動モード
  2            /usr/bin/chromium-browser   40        手動モード
* 3            /usr/bin/firefox            40        手動モード
  4            /usr/bin/opera              200       手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 1
update-alternatives: /usr/bin/x-www-browser (x-www-browser) を提供するために 手動モード で /opt/firefox/firefox を使います
pq@HP6730b1:~$ sudo update-alternatives --config x-www-browser 
alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 4 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                     優先度  状態
------------------------------------------------------------
  0            /opt/firefox/firefox        300       自動モード
* 1            /opt/firefox/firefox        300       手動モード
  2            /usr/bin/chromium-browser   40        手動モード
  3            /usr/bin/firefox            40        手動モード
  4            /usr/bin/opera              200       手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 
これで/usr/bin/x-www-browserに/opt/firefox/firefoxを割り当てることができました。

参考にしたサイト


Firefox Developer Edition
Firefox Developer Editionのダウンロードサイト。OSは自動選択されます。

パッケージ化とインストール - Mozilla | MDN
Firefox Developer Editionに未署名のアドオンをインストールする方法。

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