前の関連記事:linuxBean14.04(98)「linuxBean スクリプトの更新」でsource.list更新後のリポジトリの整理
先日からChromeを起動すると「このLinuxシステムはサポートが終了するため、このパソコンでは間もなくGoogle Chromeのアップデートが受信されなくなります。」と表示されるようになりました。Chrome ヘルプを読むと「注: Linux 32 と Ubuntu Precise のサポートは 2016 年 3 月で終了します。」と書いてあるのでlinuxBeanでもサポートが終了することになります。
Chromeに代わってChromiumのインストール
linuxBeanではChromeを使い慣れているので代替手段はないかと調べてみたところGoogle to end updates, security bug fixes for Chrome on 32-bit Linux • The RegisterにChromiumは影響を受けないと書いてありました。
ということでこれを信じてChromeに代わってChromiumをインストールすることにしました。
Synapticパッケージマネージャで検索するとchromium-browserがでてきたのでこれとchromium-browser-I10nをインストールしました。
chromium-codecs-ffmpeg-extraも一緒にインストールされました。
使い方はChromeとの違いがいまのところわからないです。
Youtubeの動画も見れますしPDFも見れます。
翻訳機能も使えますね。
GoogleアカウントにログインできたのでChromeの設定をまるごと引き継げました。
どこかでインストールした拡張機能React Developer Toolsを削除
Chromiumの設定ボタンをクリックすると「React Developer Toolsをご利用になるには新たに権限を付与する必要があります」とでてきます。
これはChromuimのインストールとは関係なくChromeから引き継いだ拡張機能にReact Developer Toolsがあることが原因でした。
これはReact.jsのツールのようです。(React Developer Tools - YouTube)
仮想マシンを過去に遡って調べてみるとlinuxBean14.04(12)Responsive Meta Tagを加えてレスポンシブWebデザインのときはReact Developer Toolsはインストールされていませんでしたが、linuxBean14.04(13)BracketsでJavaScriptにブレークポイントを張りたいではインストールされていました。
しかしlinuxBean14.04(13)の操作を再現してもReact Developer Toolsはインストールされませんでしたので、私が試しにインストールしたもののようです。
とりあえずいまは使用していないので削除しました。
Chromiumをデフォルトのブラウザに設定する
linuxBean14.04(2)linuxBean設定ウィザードでソフトウェアを追加するでやったようにChromiumをデフォルトのブラウザに設定します。
豆ボタン→システムツール→Terminal。
sudo update-alternatives --config x-www-browser
pq@pq-VirtualBox:~$ sudo update-alternatives --config x-www-browser [sudo] password for pq: alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 3 個の選択肢があります。 選択肢 パス 優先度 状態 ------------------------------------------------------------ * 0 /usr/bin/google-chrome-stable 200 自動モード 1 /usr/bin/chromium-browser 40 手動モード 2 /usr/bin/google-chrome-stable 200 手動モード 3 /usr/bin/opera 200 手動モード 現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 1 update-alternatives: /usr/bin/x-www-browser (x-www-browser) を提供するために 手動モード で /usr/bin/chromium-browser を使います/usr/bin/chromium-browserを選択してデフォルトブラウザにしました。
次に~/.local/share/applicationsにあるmimeapps.listを書き換えます。
このファイルにあるgoogle-chrome.desktopやopera-browser.desktop、firefox.desktopをchromium-browser.desktopに置換しました。
linuxBean(22)デフォルトのブラウザをChromeに変更するのときと同様にLeafpadではなぜかgoogle-chrome.desktopを置換するときだけ置換ではなく追記になってしまいます。
linuxBean14.04(2)linuxBean設定ウィザードでソフトウェアを追加するであったVirtualBoxのゲストOSで開発者ツールでマウスに反応しない部分の問題はChromiumでは発生しませんでした。
「システムタイトルバーと枠線の使用のチェック」を外す
Chromeのときと違ってウィンドウタイトルがでてくるのがChromiumとChromeの違いなのかと思っていたら、設定で変更できました。
Chromiumのウィンドウタイトルバーの下部でタブないところで右クリック→「システムタイトルバーと枠線の使用」、のチェックを外しました。
これでChromeと同じように一体化したウィンドウタイトルバーになりました。
ChromiumのウィンドウタイトルのGoogleアカウント名の表示を消すlinuxBean(22)デフォルトのブラウザをChromeに変更するでやった方法はChromeと同様に無効でした。
Chromeをアンインストールする
linuxBean設定ウィザードからアンインストールしました。
Synapticパッケージマネージャのリポジトリでhttp://dl.google.com/linux/chrome/deb/のチェックを外しました。
(2016.3.1追記。ページをたくさん開くとChromiumだけでなくlinuxBeanまで固まってしまってPCの電源を強制的に落とさないといけないことが何回も起こるようになりました。Chromeの時はそんなことは記憶にないのでChromiumの問題なのか、やはりLinux 32への対応が不十分なのかもしれません。)
(2016.5.5追記。Windows7 64bitにインストールしているChrome 50.0.2661.94 mも頻繁にフリーズするようになってしまいました。Linux 32bitへの対応の問題が原因ではないようです。)
参考にしたサイト
Google to end updates, security bug fixes for Chrome on 32-bit Linux • The Register
linuxBeanは32bitLinuxなので 2016 年 3 月でChromeのサポートが終了します。
Chromium - The Chromium Projects
ChromeのオープンソースのChromiumはサポート打ち切りとは決まっていないようです。
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