前の関連記事:auto_rec_rename.jsをいろいろ作り変える
WSH JScriptをVisual Studio Community 2013で作成する方法がわからなくなってしまったので、思い出してデバッグするところまで復習します。
Visual Studio Community 2013をインストールしてWSHのインテリセンスを有効にする
Visual Studio Community 2013をインストールと日本語化はこのリンク先の通りにします。
JScriptのWSH部分のインテリセンスを有効にするの「WSH-vsdoc.jsをインストール」のWSH-vsdoc.jsファイルをVisual Studioのインストール先のC:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0に保存するところまで行います。
ファイル→新規作成→Webサイト、テンプレート→Visual Basic→ASP.NET 空のWebサイト。
WebSiteを右クリック→追加→新しいフォルダー。
「Scripts」というフォルダ名にします。
今度はこのScriptsフォルダを右クリック→追加→既存の項目。
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\WSH-vsdoc.jsを指定します。
これでScriptsフォルダにWSH-vsdoc.jsがコピーされます。
次に_references.jsを作成します。
Scriptsフォルダを右クリック→追加→新しい項目の追加→JavaScriptファイル。
_references.jsという名前にします。
/// <reference path="WSH-vsdoc.js"/>
_references.jsにこのように入力し保存します。
これで準備は完了です。
WSH JScriptファイルを作成してエンコーディングをシフトJISに変更する
ソリューションエクスプラーラーでWebSiteを右クリック→追加→JavaScriptファイル。
あとはこのファイルにWSH JScriptコードを書いていけばよいのですが、実行するにはエンコーディングをシフトJISに変更する必要があります。
ファイル→保存オプションの詳細設定。
「エンコード」を「日本語(シフトJIS)-コードページ932」に変更して「OK」。
これでファイルを保存するとファイルのコードが変更されます。
Visual Studio Community 2013でバッチファイルを実行できるように外部ツールに設定をする
ツール→外部ツール、「追加」。
JScript起動という項目を上記のように作成します。
引数の入力欄の右三角から「項目のパス」を選択すると現在開いているファイルのフルパスが入った$(ItemPath)が入力されます。
初期ディレクトリはソリューションディレクトリを選択しておきます。
コマンドウィンドウに出力された結果を確認できるように「終了時にウィンドウを閉じる」のチェックははずしておきます。
ついでにデバッグをするコマンドも追加しておきます。
JScriptデバッグ起動という項目を上記のように作成します。
次のツールバーにボタンを登録するときに選択しやすいように「メニューの内容」の先頭に「Jscript起動」、次に「JScriptデバッグ起動」に順番を入れ替えておきます。
JScriptを埋め込んだバッチファイルのデバッグを行いたい場合はバッチファイル:JScript部分をVisual Studio 2013でデバッグするのようにcall_bat.batを作成して「batファイル」という外部ツールを登録します。
外部ツールをツールバーに登録する
ツールバーの右端のオプションボタンをクリック→ボタンの追加または削除→カスタマイズ。
「コマンドの追加」。
「カテゴリ」:ツール。
「コマンド」からボタンに登録したい外部コマンドを選択して「OK」とするとボタンにそのコマンド名が表示されます。
この外部コマンドの番号は、ツール→外部コマンド、の登録パネルの表示順になっています。
「JScript起動」と「JScriptデバッグ起動」は外部ツールの1番目と2番目にしているので、それぞれ「外部ツール1」と「外部ツール2」でツールバーに登録できます。
これで設定完了です。
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