LibreOffice(62)Javaの例をNetBeansでブレークポイントを設定する

前の関連記事:LibreOffice(61)linuxBeanでJavaの例をmake


Makefileと同じjarファイルをNetBeansで作らないといけないと思って四苦八苦してビルドしたのに、実は全然そんなことをしなくても簡単にブレークポイントを設定できました。

NetBeansのプロジェクトにLibreOfficeのFirstStepsのjavaソースを設定する


LibreOffice4.3.5.2、NetBeans8.0.2、linuxBean12.04です。

LibreOfficeのSDKもインストール済みです。

NetBeansからファイル→新規プロジェクト。


カテゴリ:Java、プロジェクト:既存のソースを使用するJavaプロジェクト。


プロジェクト名:FirstSteps。


/opt/libreoffice4.3/sdk/examples/DevelopersGuide/FirstSteps

LibreOffice SDKのFirstStepsの例のフォルダをソース・パッケージ・フォルダに追加。


「含める」に「*java」と入力。

Makefileには含まれていなかったFirstConnection.javaも含まれてきますがこのコードはFirstUnoContact.javaと全く同じです。

ちなみに、最初は各javaソースごとにプロジェクトを作ろうとしたのですが、ソース・パッケージ・フォルダはプロジェクトと1対1の関係にしかできませんでしたので同じプロジェクトですべて処理します。

javac -classpath path のpathはライブラリにする


juh.jar、jurt.jar、ridl.jar、unoloader.jar、unoil.jarの5つのjarファイルについては今後他の例でも使うと思うのでライブラリにまとめてしまいます。

ツール→ライブラリ。


「新規ライブラリ」。


ライブラリ名はなんでもよいのですが「LibreOffice4.3」にしておきます。


/opt/libreoffice4.3/program/classes/unoil.jar
/opt/libreoffice4.3/ure/share/java/juh.jar
/opt/libreoffice4.3/ure/share/java/jurt.jar
/opt/libreoffice4.3/ure/share/java/ridl.jar
/opt/libreoffice4.3/ure/share/java/unoloader.jar

「JAR/フォルダの追加」で上記の5つのjarファイルを追加します。

「上へ移動」「下へ移動」というボタンがあるということはクラスパスの順番に意味があるのかもしれませんが、いまところはどの順番が最善なのかは知りません。

次に「javadoc」タブをクリックします。


「ZIP/フォルダの追加」から/opt/libreoffice4.3/sdk/docs/java/refフォルダを追加します。

これはビルドには必要ありませんが、NetBeansでjavaファイル内でIDLを選択するとIDLリファレンスを見ることができます、、、


ウィンドウ→IDEツール→javadocウィンドウ、を選択するとこのようにjavadocの内容が見れます。

しかし残念なことにLibreOffice4.2以降のSDKにはdocs/common/refフォルダが含まれておらずjavadocが表示されるIDLは少数になってしまいました。

リンクだけは残っていますがdocs/common/regになっていました。

なのでdocs/idl/ref を指定してもダメでした。

LibreOfficeソースのJava依存率を下げる方針の結果かもしれませんね。

だとすると今後もdocs/common/ref が復活することはなさそうですね。

FirstStepsプロジェクトにライブラリを追加する



プロジェクトウィンドウでFirstStepsプロジェクトのライブラリを右クリック→ライブラリの追加。


先ほど作ったLibreOffice4.3ライブラリを追加します。

これで設定完了です。

どの例を実行するのかはメイン・クラスの選択で選択する


実行→プロジェクト(FirstSteps)を実行、を初めてしたときはメイン・クラスの選択ダイアログがでてきます。


これで「FirstLoadComponent」を選択するとLibreOffice(61)linuxBeanでJavaの例をmakeと同様にCalcが起動して同じ結果が得られるはずです。


gnome-keyringのエラーがでていますが動作に支障はありません。

私の環境固有の問題かもしれません。

2回目以降に異なる例を実行したいときはプロジェクトのプロパティでメイン・クラスを変更しないといけません。

プロジェクトを右クリック→プロパティ。


カテゴリ:実行。

メイン・クラスの「参照」で実行するjavaファイルを変更できます。

ブレークポイントを設定してそこで実行を止める


メイン・クラスをFirstLoadComponentにしてFirstLoadComponent.javaの104行目にカーソルを置いて右クリック→行ブレークポイントを切替え。


行番号に赤い□がつきます。

メニューからデバッグ→プロジェクト(FirstSteps)をデバッグ。


ブレークポイントを設定したところで止まりました。

次の関連記事:LibreOffice(63)FirstStepsの例をNetBeansでビルドする

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