Googleドライブの共有ファイル名は独自の共有IDになってしまう
Googleドライブにアップロードしたファイルを共有する方法では、共有したいファイル名をチェックして「その他」ボタンから「共有」パネルを開いて「共有するリンク」をみます。
https://docs.google.com/file/d/************/edit?usp=sharing
この赤字部分と使って作った以下のURLが共有ファイルのURLとなります。
https://www.googledrive.com/host/************
Googleドライブ上ではjsファイルやcssファイルは編集できませんので、編集が必要なファイルは一旦ダウンロードして再度アップロードしないといけません。
共有URLはそのたびに設定が必要で毎回変更になってしまいます。
共有URLが変更になるのでそれに対応するコードも変更せねばならずだんだん手間になってきました。
そこでファイル名を変更しなくてよい外部ファイル置き場をさがしたところGoogleサイトが使えることがわかりました。
Bloggerドメインからは外部ファイル置き場にGoogleサイトが利用可能
Google サイトはBloggerと同じGoogleが運営する無料ホームページ作成サービスです。
GoogleサイトではBloggerと違って「添付ファイル」として画像以外のファイルもアップロードできます。
さらにBloggerからはcssファイルやjsファイル置き場として使えます。
ただし、Googleドメイン内からのアクセスからのみcssやjavascriptとして作動するようで、blogspotドメイン以外のサイトの外部ファイル置き場には使えないようです。(俺日記 : Livedoor Blogで外部jsファイルを読み込む方法、今日のPython: Google Sites で javascript ファイルを設置した場合の問題について)
Googleサイトにファイルキャビネットを作成
Googleドメイン内からしかcssファイルやjsファイルを読み込むことができませんが、単に配布ファイル置き場としてはどのドメインからも使えます。
まずGoogle サイトにアクセスして をクリック。
Googleアカウントでログインします。
ボタンをクリックしてサイト作成画面へ。
サイトの名前を入力すると自動的にサイトの場所が入力されます。
サイトの名前とサイトの場所を別に入力することも可能です。
サイトの場所は現在使われていないものにしないといけませんが、使えるものかどうかは上の
ボタンをクリックして初めてわかります。
「選択した場所は使用できません。」とでてこなくなるまでひたすら名前を変更します。
今回はファイル置き場として使うだけですのでテンプレートやテーマはデフォルトのままです。
こんなシンプルなページができます。
右上の「新しいページ」作成ボタンをクリック。
「ページ名」を入力し、使用するテンプレートは「ファイルキャビネット」を選択します。
ファイルのバージョン管理までしてくれてとても便利
ファイルキャビネットのページを開くとこのようなメニューが現れます。
「移動」ボタンがあり、一見フォルダ機能があるようにみえますが、これは単にフォルダに入ったように見せかけるだけです。
実際にフォルダが作られるわけではなく、URLも変わりませんし、折りたたんで表示などもできません。
フォルダを作った後に新たにファイルを追加するとフォルダが消えてしまったり、Googleアカウントをログアウトしてアクセスすると一番上のフォルダ表示が消えてしまったりしたのでフォルダ機能は使用をやめました。
ファイルをサブフォルダを作って整理したいときは先ほどと同様に新たに「新しいページ」を作成し、「場所を選択」で階層構造を指定します。
「ファイルを追加」はShiftキーで複数ファイルを選択すると一度にアップロードできます。
同じファイル名のファイルを追加すると上書きされて、バージョンも自動的に更新されます。
「v.2」というのはバージョン2ということでここをクリックすると履歴が見れます。
クリックすると古いバージョンのファイルがダウンロードできます。
GoogleサイトのファイルへのアクセスURLは「ページのURL/ファイル名」でOK
「ページのURL/ファイル名」でアクセスするとダウンロードダイアログがでてきますが、Blogger内でURLを記載するとcssファイルやjsファイルとして機能しました。
ファイル名でアクセスできるのでGoogleドライブと違ってファイルを更新してもBloggerのURLをいちいち変更する必要がありません。
Bloggerから外部ファイルとして使用するにはファイルの共有設定が必要です。
右上の「共有」ボタンをクリックします。
「変更」をクリック。
「リンクを知っている全員」を選択して「保存」。
これでこのhttps://sites.google.com/site/filesforblogger2013以下にファイルへのパスを追加することでBloggerから外部ファイルにアクセスできました。
ただこのやり方だとGoogleサイト全体の権限が変更になってしまいます。
ページ個別に権限を設定するには共有設定画面の右上の「ページレベルの権限を有効にする」をクリックします。
「ページレベルの権限を有効にする」をクリックするとしばらくたつとページ個別権限設定画面に切り替わります。
デフォルトではすべて同じ権限が付与されています。
変更する場合は個別のページを選択して権限を変更します。
個別に設定できる条件はサイト全体の条件より厳しい条件だけです。
ですので一部のみ公開したいときは、まずはサイト全体を公開設定にして、非公開にしたいフォルダをひとつずつ非公開設定にしないといけません。
(2013.9.22追記。結局Googleサイトも使用は中止しました。リダイレクトが2回も発生してページ表示速度がとても遅くなるからです。詳しくはBlogger:Googleサイトの利用をやめて表示速度を改善するへ。)
参考にしたサイト
Google サイト
Bloggerの外部ファイル置き場として使えます。
ファイルキャビネットを作成してファイルを保管 | Google サイト の使い方
Googleサイトをファイル置き場として使う方法
俺日記 : Livedoor Blogで外部jsファイルを読み込む方法
この記事の後Googleドメイン外からは外部jsファイル置き場には使えなくなったようです。
今日のPython: Google Sites で javascript ファイルを設置した場合の問題について
GoogleサイトにアップロードしたjsファイルはGoogleドメイン内からしか利用できないそうです。
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